12/9(水)
もう先週の話になってしまったが、西山牧場年末反省会が東京赤坂の本社で開催。
反省会とは何かやらかしたようだが、これはもう40年続く伝統の会社行事だ。
翌年の繁殖牝馬の整理。
種付け計画。
設備改築予定など。
話し合うことはたくさんあります。
平成7年のこの会議。
当時社長だった父の西山正行と、番頭だった武藤善吉さんと会議中に怒鳴りあいの大喧嘩になったこともあった。
もめたネタは1つや2つではなかった。
血統のこと、施設(設備)のこと、人の海外研修のこと、預託厩舎のこと‥
当時はみんな熱くなって語り合うのが当たり前でした。
しかし、すごい迫力の怒鳴りあいだったなあ。
25年過ぎた今もはっきりと覚えています。
当時の会議にいて今いるのは西山茂行、成田隆好、山田研児、大野典一、本間 茂、会議には出席していなかったけど松丸容子。
その頃は毎年50勝以上していました。
今はちょうど半分の25勝前後。
繁殖頭数も半分以下だし、社員数も少なくなりました。
わしは分相応と思っています。
今年の会議は例年通りですが、約3年前に調教師を定年になったあと、西山牧場の顧問をお願いしている尾形充弘先生より、いろいろアドバイスをいただきました。
育成牧場と調教師との意思の疎通の重要性です。
美浦も栗東も世界に類をみない素晴らしいトレセンです。
民間では絶対に造れません。
そこを上手に利用しなくては意味がありません。
育成牧場のできることは西山牧場でやり、トレセンでしかできないことをきちんと調教師と話し合い、レースに向かうことが大切です。
当たり前のようですがなかなかできていませんでした。
そして西山牧場スタッフの忘年会。
今年はちょっと小さく。
西山牧場事務の高平しのぶ復帰歓迎会もかねました。
高平しのぶ(旧姓大澤)は約6年西山興業赤坂でOLをやり、真面目によく働いてくれました。
3年前に寿退職。
その後、出産、夫と死別。
そして西山牧場阿見にこの4月から復職。
事務能力もあり、何より仕事に取り組む姿勢が素晴らしく。
コロナ禍でなかなか復帰祝いもできませんでしたが、やっと小さくできました。
西山牧場も個人馬主の西山茂行も来年に向けて前を向いて歩いています。
しかし、今年はまだあと3週。頑張ります。
西山茂行としては今年の最大のニュースはニシノフラワー(31歳老衰)の逝去でした。
ニシノフラワーがいたから西山牧場があります。
Source: 西山牧場オーナーの笑気分

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