【NHKマイルカップ. 2022/結果】
『第27回. NHKマイルカップ・G1』 が、2022年.5月8日(日曜日)に、東京競馬場.芝1600m.で行われました。
1着馬は、4番人気ダノンスコーピオン(川田将雅騎手)。2着馬はクビ差で、3番人気マテンロウオリオン。3着馬はさらにクビ差で、18番人気カワキタレブリーが入りました。
【勝ちタイム】1分32秒3(良)
☆ダノンスコーピオン【3歳・牡馬】
【厩舎】栗東・安田隆行厩舎
【父】ロードカナロア
【母】レキシールー
【母父】(Sligo Bay)
【通算成績】6戦4勝
【NHKマイルカップ. 2022】
【レース.後】
【騎手・調教師・コメント】
1着.ダノンスコーピオン(川田将雅騎手)
「たくさんのお客さんの前で、久しぶりにこういう気持ちの良い時間を過ごさせていただきました。差は僅かで外の勢いがとても良かったですし、何とか凌いでくれと思いながらのゴールだったので、ゴールに入ってから勝った感触はありましたが、改めてターフビジョンを見てこの馬が映っていたので、勝ったことを確信しました。返し馬はとても具合が良かったですし、今までで一番具合が良く、レースを迎えることができたと思います。なので自信を持って競馬に向かって、流れの中で対応しようと思っていました。とてもリズム良くバランス良く走れていたので、道中も問題なく走ってくれていたと思います。共同通信杯があまりにも苦しい状態で使わざるを得なくなりましたし、その後立て直して、前回ある程度の状態で競馬を終えることができて、それが良い刺激となり、今回さらに良い状態で、期間は短かったですが、より良い状態でここに向かっていることを返し馬でも道中でも感じることができました。元々ポテンシャルの高い馬なので、このNHKマイルCを目標にするのがデビューからの想いでしたし、そこをきっちりと勝ち切れて本当にホッとしています。これだけ素晴らしい馬に乗せてもらっていますので、それが一番ありがたく思います。何よりこの馬自身がGI馬になれたことにとてもホッとしています」
【安田隆行調教師】
「本当に嬉しいです。(レース前は)すごく落ち着いていて、堂々としていて、やってくれるだろうと思っていました。18番枠にはアーッと思いましたが、良いスタートから中団でロスなく、ジョッキーが上手くリカバーしてくれました。4コーナーで良い手応えで回ってきたので、いけるかなと思いました。ゴール前で差は詰められましたが、押し切れる感覚はありました。(弟子の)川田騎手でGIを勝てて最高ですし、ロードカナロアの子供でダノンスマッシュ、ダノンスコーピオンとGIを勝てて嬉しいです。今後ますます楽しめると思います。今後は馬の状態を見て決めようと思います」
2着.マテンロウオリオン(横山典騎手)
【昆貢調教師】
「突き抜けるかと思うくらいの脚は使いましたが、前に1頭いました。堅実に走るということは能力があるということです。でも負けるということは課題があるのだと思うので、試行錯誤しながらやっていきます。馬はまだ完成していません。成長の余地があります」
3着.カワキタレブリー(菅原明良騎手)
「ゲートで出遅れてしまいましたが、焦らずスムーズに行こうと思って、じっくり溜めていきました。最後は良い脚を使ってくれました」
4着.セリフォス(福永祐一騎手)
「スタートが思いのほか良くて、良い位置が取れました。芝の状態は最内か外が良かったので、どちらかの進路を取ろうと思っていました。直線はスムーズで進路もありましたが、伸びあぐねてしまいました。周りに馬がいればまた違ったと思います。馬は落ち着いていて、良い仕上がりでした」
5着.インダストリア(D.レーン騎手)
「良いスタートが切れて、ポジションも良かったです。直線の手応えも良かったですが、瞬発力の差がありました。最後まで馬は一生懸命走ってくれました」
6着.キングエルメス(坂井瑠星騎手)
「やりたい競馬はできて、現状の力は出し切れました。上位とはそこまで差が無いですし、まだこれから良くなると思います」
7着.ジャングロ(武豊騎手)
「ゲートに入った時からゲートを出ようとしていて、ゲートを突進してしまいました。後方から進んだら、かえって折り合うことができたので、収穫はあったと思います」
8着.トウシンマカオ(戸崎圭太騎手)
「今日はスピードを生かしてハナに行きましたが、最後は苦しくなって、バラバラになった感じです」
9着.アルーリングウェイ(藤岡佑介騎手)
「ペース的にも、位置取りは悪くなかったが、ゲートで突進した他の馬に反応してしまい、スタートは決まらなかった。もう1列、2列前で運びたかったし、悔いが残ります」
10着.タイセイディバイン(松若風馬騎手)
「具合はよかった。直線は頑張ってくれましたが、ラストはいっぱいいっぱいになってしまいました」
11着.ソリタリオ(鮫島克駿騎手)
「切れる脚がないので、前めで競馬をしたいと思っていた。でも外の馬が速くて、(思った位置を)取れませんでした」
12着.ダンテスヴュー(吉田隼人騎手)
「一歩目は出てくれたが、流れが速くて、手綱を抱えるところがなかった。今後の成長に期待したいです」
13着.ステルナティーア(池添謙一騎手)
「いいスタートを切って、勝ち馬の隣で運べて、ポジションは良かったです。4角で肩ムチを入れたが、反応が悪くて、じりじりした感じになりました」
14着.セイクリッド(菊沢一樹騎手)
「初めての芝のレースでしたが、芝の走りは悪くなかったです。最後もバテずにジリジリ伸びていました。芝でもダートでもどちらでも走ってきそうです」
15着.プルパレイ(M.デムーロ騎手)
「残念でしたね。いいところで運べたが、今日のペースだと、距離は少し長い。ヨーイドンの(競馬の)方が、切れると思います」
16着.オタルエバー(横山和生騎手)
「ゲートをうまく出てくれて、あのポジションになりました。うまく走ってくれたし、悪くなかった。次は頑張ってくれると思います」
17着.ソネットフレーズ(横山武騎手)
【手塚貴久調教師】
「テンが速かったけど、4コーナーを回るまでは、いい感じで走れていた。今日の着順が、この馬の能力ではないと思います」
18着.フォラブリューテ(大野拓弥騎手)
「ゲートが思いのほか出たので、壁をつくれなかった。脚がたまらなかったです」
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Source: 怪奇!単複男
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