1/31(月)
口取り、表彰式無し。調教師、騎手とは接触禁止。
これで馬主が競馬場へ行く意味は?
すごく綺麗事を書けば、「口取りや表彰式のためでなく、純粋に愛馬を目の前で応援を。」
しかしなあ、勝って馬主が愛馬を迎えてやれないつまらなさ。
これって本当の馬主しかわからない気持ちです。
勝った騎手に「ご苦労様」と声をかけてあげたい。
調教師には「ありがとうございました😊」とお礼を言いたい。
それを禁じられたら競馬場へ行かない方がまだストレスがたまらないでしょう。
馬券はネットで買えます。
グリーンチャンネルで全レース見れるし、なんか馬主がただの博打でしかない現状が1日も早く正常に戻って欲しいと願うばかりです。
毎度書きますが、馬主は儲かりません。
馬主は消費者です。
生産者(牧場)やクラブ法人は売ってなんぼの業者です。
では何故馬主を続けるか?
それは1頭の馬に関わるたくさんの人間関係を楽しむことにあります。
これも毎度書くことですが、どの馬をいくらで購入して、経費がいくら掛かって、賞金がいくら稼いで、儲かったの、損したのを考えてやるなら、株や先物取引の方がずっと稼げます。
まず競走馬は故障するのが当たり前の生き物です。
「まさか俺の馬が屈腱炎になるなんて」
「なんで1度もレースに出る前に骨折するの?」
これって長いこと馬主やっているとしょっちゅうです。
まず、生産者から馬を買い、預託調教師を決めて、生産牧場から育成牧場へ。
2年も3年もかかります。
その間、何度も北海道の牧場へ足を運んで、調教師とは夢を語り合い食事したり、馬を見に行ったり。
それでも無事にデビューできたらラッキーです。
馬主は馬代以外に、育成預託料から北海道行きの旅費から調教師や生産者との食事代など、けっこうかかります。
それを楽しむのが馬主です。
競馬場はその最後の楽しみです。
無事に競馬で走って、9着までに入れば賞金貰えるし、5着まで入ればまたすぐ使えるし。
3着までなら複勝の払い戻しもあるし、勝てば口取り、表彰式があり、
勝って勝ち祝い🍺、負けて残念会🍺。
骨折、落馬競走中止でもまず、
「騎手は大丈夫ですか?」
予後不良と言われても
「先生、ありがとうございました😭」
「いえいえ、社長、申し訳ございませんでした。」
この会話を繰り返すだけです。
出遅れ、前が壁、四コーナー大外ぶん回し、
馬主やっていれば毎度のことです。
いちいち腹を立てていたらやってられません。
笑って
「またか!」
と流すしか無いのが馬主です。
セレクトセールで億の馬を買えば勝てるか?
やってみたらわかります。
その前に、セレクトセールで億の馬を買える馬主が何人いるか?
10人いるかな?
わしは買えません。
1億あれば、1,000万の馬を10頭買って、10人の調教師に預けて楽しみます。
だから大レースに勝てないのかな?😅
1月が終わります。
西山茂行にとって、西山興業株式会社にとって歴史的な1月でした。
(社内的な話で、外部な方には書けないことをご理解ください。)
競馬は口開けニシノアナが勝ってそれだけでしたが、2着が4つ。次は勝って、2月に勝ち星を伸ばしましょう。
1/29はゴルフでした。
Source: 西山牧場オーナーの笑気分
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