【オークス. 2021/結果】
3歳牝馬クラシック第2戦目。『樫の女王決定戦』。『第82回.オークス(優駿牝馬)・G1』 が、2021年.5月23日(日曜日)に、東京競馬場.芝2400m.で行われました。
1着馬は、3番人気ユーバーレーベン(M.デムーロ騎手)。2着馬は1馬身差で、2番人気アカイトリノムスメ。3着馬はさらにハナ差で、16番人気ハギノピリナが入りました。
【勝ちタイム】2分24秒5(良)
☆ユーバーレーベン【3歳・牝馬】
【厩舎】美浦・手塚貴久厩舎
【父】ゴールドシップ
【母】マイネテレジア
【母父】(ロージズインメイ)
【通算成績】7戦2勝
【オークス(優駿牝馬). 2021】
【レース.後】
【騎手・調教師・コメント】
1着.ユーバーレーベン(M.デムーロ騎手)
「感動しています。本当に嬉しいです。この馬は一時期調子が良くなかったのですが、ちょっとずつ良くなっていて、今日パドックで馬を見たらこの馬に乗りたいと思いました。スタートは出たのですが、みんなが出して行っていたので、ごちゃごちゃしないように少し後ろから行きましたが、ちょっと失敗したかもしれないと思いました。ですが向正面でスムーズになって、3、4コーナーでペースが上がった時でもすごく楽に上がって行けて、直線もじりじりと伸びてくれました。前走も直線でじりじりと伸びていましたし、距離は大丈夫、問題ないと信じていました。直線は早めに先頭に立って、物見をするかもしれないので、最後まで頑張ってと思っていました。本当に素晴らしい馬です。本当に幸せです」
【手塚貴久調教師】
「前走フローラステークスでは体重が減ってしまったという反省点から、調教はフラットコースでしっかりやりたいということと、それ以外は気持ち軽めの調整に終始して、馬のストレスが溜まらないように注意してきました。追い切りは先週、今週と良い動きで、デビュー以来一番の出来だったと思います。本番も楽しめるかなと思っていました。位置取りは思ったよりも後ろになりましたが、レースが流れてくれて、今になってから、あの位置取りで良かったのかなと思います。4コーナーを回ってきた時も、しっかりとした手応えもありましたし、先頭に立つのが少し早いかと思いましたので、あとはもってくれと思っていました。岡田繁幸さんにも良い報告ができるのが一番かなと思います」
2着.アカイトリノムスメ(C.ルメール騎手)
「良い競馬ができました。オークスで2着ですからね。ペースが遅く、最初はかかりましたが、そのあとはソダシの後ろでスムーズなレースができました。ラスト300mは本当によく伸びてくれました。これからまだまだパワーアップできると思うので、先が楽しみです」
【国枝栄調教師】
「ソダシを負かせればと思っていましたが、仕方ないですね。アパパネとよく似ているので段々と良くなっていく馬です。秋にはもっと良くなるでしょう。秋の目標は秋華賞で、その前に一度使うかどうかということになると思います」
3着.ハギノピリナ(藤懸貴志騎手)
「この馬の競馬に徹して、最後の4ハロンに賭けました。これ以上ないぐらいの展開で、夢も見させてもらいました。2着とほとんど差はありませんし、1着馬とも1馬身しか差はありませんでした。この舞台でこれだけやれることがわかりましたので、また大きな舞台で結果を出せるよう頑張ります。良い経験をさせてもらいました」
4着.タガノパッション(岩田康騎手)
【梛木孝幸調教助手】
「終いしっかり伸びてくれて、GIでもやれる力を示してくれました。中2週のローテーションは厳しかったですが、よく頑張ってくれました。折り合いも良かったですし、競馬に幅が出ました」
5着.アールドヴィーヴル(松山弘平騎手)
「今日は折り合いに専念しました。良い位置で脚を溜めて、道中はリラックスして運べました。4コーナーを勝ち馬を見ながら回り、よく伸びましたが、最後は甘くなってしまいました。体もこれから成長すると思いますし、秋が楽しみです」
6着.ミヤビハイディ(吉田豊騎手)
「距離も延びて、気のいいタイプなので、極端に抑えてレースを運んだ。道中はリラックスしてリズムは良かった。これから何度かこういう競馬をしていって、いいポジションをとれるようになれば」
7着.ククナ(横山武騎手)
「何が逃げるかわからなかったけど、この(1番)枠を生かして自分のしたい競馬ができたので満足でした。距離が延びたのも良かったと思います」
8着.ソダシ(吉田隼人騎手)
「一言で言うと距離なのかもしれません。逃げ馬がいない中、外の馬も絞ってきて、展開も厳しかったです。我慢させることもやってきましたから、やはり距離の壁なのかもしれません。今まで上手くこられて、良い夢も見せてもらえましたから、一から作り直して行こうと思います。白毛馬ということもあり話題性のある馬で、期待に応えられず残念ですが、これからも応援よろしくお願いします」
【須貝尚介調教師】
「スタートは良かったのですが、(内と外)両方からこられて、1、2コーナーでずっと嚙んでいました。落ち着いたのが向正面で、そこまでの力みが最後に来たのかなと思います。今回は競馬がきつかったです。今後は馬の様子を見てオーナーと決めていきます。どこかで挽回したいです」
9着.スルーセブンシーズ(戸崎騎手)
「ゲートに課題があった馬だけど、今日は上手に出てくれた。取りたいポジションは取れたし、内枠だったのでじっくり乗って、内を狙いました。今後、体力がついてくれば」
10着.パープルレディー(田辺騎手)
「ゲートを出てくれて、ポジションは後ろになったが、道中の力みも少なくてリズムが良かった。じりじり伸びたが、よく食らいついてくれる馬。体もまだ小さいし、これから」
11着.ファインルージュ(福永祐一騎手)
「陣営が長距離に向けて馬を作ってくれました。レースでも脚を溜めながら進んで行けました。しかし、直線でゴーサインを出したら、思いの外脚が残っていなくて、伸びませんでした。馬のコンディションは良かったですし、良い挑戦もできましたので、秋にもう一度チャレンジしたいです」
12着.スライリー(石川騎手)
「今日の流れで、あのポジションは良かったはず。かなり折り合いを欠いてしまいました。折り合いがすべての馬なので」
13着.ステラリア(川田将雅騎手)
「よく我慢して、良い走りをしてくれました。これからさらに良くなってくると思います」
14着.クールキャット(武豊騎手)
「誰も行かなければハナもありかなと思っていました。良いペースで行けました。4コーナーで後ろを待たずに離して行こうと思ったのですが、そこから伸びてくれませんでした。調教の良さがレースで出ませんでした。残念です」
15着.ウインアグライア(和田竜騎手)
「内、内でロスなく乗れたと思うけど、いざ追い出してから思ったほど伸びてくれなかった。(間隔を)詰めて使ったのも初めてでしたから」
16着.ニーナドレス(藤岡康騎手)
「内に潜りたかったけど、外、外を回らせる形になった。外に張る面も出ていたし、その分、力がたまらなかった」
17着.ストライプ(柴田善騎手)
「結果的に距離が長かったのでは。少し間隔も空いていたし、今日のところは仕方ないですね」
18着.エンスージアズム(岩田望騎手)
「まだ馬群に入ってもまれると気をつかうところがある。馬は成長しているし、これから精神面が安定してくれば、しまいに脚が使えるようになると思います」
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Source: 怪奇!単複男
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