【有馬記念. 2020/結果】
『第65回. 有馬記念・G1』 が、2020年.12月27日(日曜日)に、中山競馬場.芝2500m.で行われました。
1着馬は、1番人気クロノジェネシス(北村友一騎手)。昨年のリスグラシューに続き、牝馬では2頭目となる同一年の宝塚記念、有馬記念のダブル制覇を達成しました。騎乗していた北村友一騎手(34)は有馬記念初騎乗で勝利をつかみました。2着馬はクビ差で、11番人気サラキア。3着馬はさらにクビ差で、2番人気フィエールマンが入りました。
【勝ちタイム】2分35秒0(良)
☆クロノジェネシス【4歳・牝馬】
【厩舎】栗東・斉藤崇史厩舎
【父】バゴ
【母】クロノロジスト
【母父】(クロフネ)
【通算成績】13戦7勝
【有馬記念. 2020】
【レース.後】
【騎手・調教師・コメント】
1着.クロノジェネシス(北村友一騎手)
「自分はそれほど緊張するタイプではありませんし、いつもの北村友一でいられたと思います。馬もいつものクロノジェネシスでした。少し前かきをしているところで、ゲートが開いたのですが、五分に出てくれて良かったです。位置取りというより、馬が走りやすいところで走らせたかったので、あの位置になりました。折り合いもスムーズでしたし、いつもの感じで走れていて良かったです。中山の2500m、昨日も今日も乗せてもらい、今日8R勝つことができ、自分の中で良いイメージを持って乗りました。最後、外から何か来ていることは分かりましたが、抜かれる気はしませんでした。勝てて嬉しかったですし、ホッとしました。馬が強くなっているのは間違いありませんが、メンタルの成長が大きいと思います。未対戦の三冠馬2頭がいますが、来年主役としてやっていけたらと思います」
【斉藤崇史調教師】
「ホッとしました。あまり緊張はしないと思っていましたが、装鞍からの時間がいつもより長く、その間に緊張してきて、早く発走してくれないかと思っていました。プラス10kgということですが、落ち着いていて、太目感はありません。良い輸送を経て、良い状態で迎えられたと思います。北村騎手もずっと乗ってくれていますから、パドックで、そこまでの経過を伝えて、後は任せました。駐立の良くない馬ですが、ゲートを上手く出てくれて、位置よりも折り合いが大事なので、そこから上手くいっていたので安心しました。動くのが少し早いかとも思いましたが、自信をもって動いたのでしょうから、何とか押し切ってと思っていました。馬が一生懸命走り、騎手が上手く乗ってくれた結果です。来年も、まずは無事に全てのレースを走り、その中でより上のところを使っていきたいと思います。厩舎も馬と一緒に、成長できたらと思います」
2着.サラキア(松山弘平騎手)
「勝ち馬を見ながら、しっかりと脚を溜められました。向正面でペースが上がったのですが、そこでポジションを上げてしまうと、甘くなるイメージがあったので、この馬の競馬をしようと思って我慢しました。最後は本当に良い脚でしたし、このすごいメンバーを相手に力を見せてくれました。でも、2着に負けたのは悔しいです。乗せてくれた関係者の方々に感謝しています。応援してくださった皆様に申し訳ない気持ちです」
【池添学調教師】
「しびれました。松山騎手には特に指示は出していませんでしたが、イメージ通りに乗ってくれました。惜しかったですが、これだけの相手に強い姿を見せてくれましたし、無事に帰ってきてくれて何よりです」
3着.フィエールマン(C.ルメール騎手)
「良い競馬はできました。外枠でしたが、途中からあのポジションを取ってカバーすることができました。しかし、フィエールマンはこういう荒れた馬場は好きではありません。しかし、これだけのパフォーマンスを見せてくれましたし、力はトップレベルです。頑張ってくれました」
【手塚貴久調教師】
「思っていたプランとは違って前に行く形になり、よく頑張っていましたが、最後は苦しくなりました。(勝ち馬とは)馬場の(得意・不得意)の差が出ましたね。コンスタントに走ってくれますし、今日も一生懸命でした。来年のことについては、オーナーと相談して決めます」
4着.ラッキーライラック(福永祐一騎手)
「出たなりで脚を溜めるという形で、勝ち馬を見ながら手応え良く直線を迎えられました。ただ、手応えほど伸び切れず、距離の壁を感じました。(ラストラン)最後までよく頑張ってくれました」
5着同着.ワールドプレミア(武豊騎手)
「スタートを出ましたし、キセキが出遅れたのでスローになると思ってポジションを取って競馬をしました。しかし、道中ゴチャゴチャしていました。イレ込む面はマシでしたが、のびのびと走らせた方が良いタイプかもしれません」
5着同着.カレンブーケドール(池添騎手)
「返し馬の感じも良かったし、状態は良かった。いいスタートを切ったし、折り合いもつきました。3コーナー過ぎでも手応えはあったけど、勝ち馬とは手応えの差。かわされてからも頑張って、力はあるけど…。結果を出せず、残念です」
7着.ペルシアンナイト(大野拓弥騎手)
「久々に長い距離のレースでしたが、何とか我慢してくれて、良い走りをしてくれました。この距離でもこのスタイルを覚えてくれば、対応できそうです」
8着.クレッシェンドラヴ(坂井騎手)
「いい枠でロスなく運び、脚をためました。最後は、いい伸びでした」
9着.オセアグレイト(横山典騎手)
【菊川正達調教師】
「15番ゲートは厳しかったです。この距離、このメンバーで横山騎手が最高に乗ってくれました。来年は日経賞を使って、天皇賞が目標です」
10着.ラヴズオンリーユー(M.デムーロ騎手)
「馬場が良くなくて、特に内が悪いので、4頭分外を走りたかった。ただ、外からのプレッシャーがきつくて出せませんでした」
11着.ユーキャンスマイル(岩田康騎手)「
「春はそうでもなかったけど、のどを気にしている感じ。体調は悪くないけど、全く走っていません」
12着.キセキ(浜中騎手)
「スタートで出なかったので、後ろから。じっくり行って、折り合いもつきすぎるくらい。最後は勝ち馬を目標に動いたけど、相手が強かったです」
13着.バビット(内田騎手)
「自分のリズムでペースを守って行けた。いい経験になっただろうし、成長を期待します」
14着.オーソリティ(川田将雅騎手)
「スムーズに良いポジションで、良い競馬ができました。これが良い経験になればと思います」
15着.モズベッロ(田辺裕信騎手)
「ゲートで入らない馬がいて、待たされました。スタートで遅れてあの位置からの競馬になりました。本調子ではないのか、最後は苦しくなっていました」
【競走中止】ブラストワンピース(横山武史騎手)
一昨年の有馬記念の覇者、ブラストワンピース(牡5歳、美浦・大竹正博厩舎)は心房細動のため、直線で競走を中止した。序盤は先行グループにつけたが、2周目に入ったあたりで一気に後退。最後の直線で鞍上の横山武史騎手が止めた。レース後に獣医師の診察を受けた結果、心房細動を発症したための競走中止と判明。同馬を所有するシルクレーシングのホームページによれば、脚元には問題はなく、あす12月28日に再度、獣医師の診断を受ける予定となっている。
【keiba.radionikkei.jp】
【www.hochi.co.jp】
Source: 怪奇!単複男
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