12/14(土)朝起きて、Twitter Xを見たらバズっていた。ネタは3頭の転厩話。うーん🧐。わしの中ではそんな大ごとになる話ではない。まぁ今回の件はのちに触れるとして、西山牧場の過去の転厩例とその事由を考えてみようと思う。(このブログは馬主はじめ、多くの競馬関係者が読んでいるので。)まず、大前提として、一度調教師に預けたら、最後までその厩舎にお願いするのが本筋である。使うレースや入厩のタイミング、騎手など、きちんと話し合えばいいし、その話し合いが馬主をやっている上での1番の楽しみでもある。『先生、このレースに行きませんか?』「いや、オーナーこっちの方がこの馬に合っています。」『騎手は○○を希望しますが』「この馬は馬体が小さいから最初は減量騎手で行きましょう。」こんな会話が毎日馬の数だけ馬主と調教師で交わされています。その合間に、1歳や当歳馬の話も出て、果てしない夢を語り合うのが馬主と調教師です。西山茂行は調教師と意見の合わない事も多々ありますが、その時は預けた調教師に任せることにしています。若い頃、父の西山正行と親しかった藤本冨良調教師より『調教師は馬を預かるのではなく、人を預かるんですよ。』と教えていただいた。そして過去の西山茂行の転厩を思い出すと、まず、その馬の環境を変える、というのが大理由で、現実にはそれ以外に無い。西山牧場からいい状態で美浦に入厩すると、あっちが痛い、こっちが痛いと言う馬がいる。中には西山牧場ではゲートにすんなり入るのに、美浦トレセンではゲートに寄り付かない馬もいる。もしかしたらその調教師や助手、厩務員とその馬が合わない可能性もある。そこで転厩案となるが、基本的に美浦から美浦の転厩はやらない。『環境を変える』と言う意味(大義名分)が無い。その意味で美浦から栗東へ、またはその逆への転厩となる。栗東組に関しては、昔ながらの人間関係で、今でも多くの調教師と親しく、毎年10~15頭預託をお願いしているが、短期調整放牧は栗東近くの育成牧場にお願いすることになる。中には脚部に問題のある馬がいて、馬によっては美浦トレセンから10分の西山牧場阿見で調整をしながら出し入れする方がいい馬がいる。つまり、西山牧場の手元で管理しながらトレセンとのやりとり。これは美浦トレ続きをみる
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Source: 西山牧場オーナーの笑気分
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