【NHKマイルカップ. 2021/結果】
『3歳マイル王決定戦』。『第26回. NHKマイルカップ・G1』 が、2021年.5月9日(日曜日)に、東京競馬場.芝1600m.で行われました。
1着馬は、2番人気シュネルマイスター(C.ルメール騎手)。2着馬はハナ差で、7番人気ソングライン。3着馬はさらに2馬身半差で、1番人気グレナディアガーズが入りました。
【勝ちタイム】1分31秒6(良)
☆シュネルマイスター【3歳・牡馬】
【厩舎】美浦・手塚貴久厩舎
【父】Kingman
【母】Serienholde
【母父】(Soldier Hollow)
【通算成績】4戦3勝
【NHKマイルカップ. 2021】
【レース.後】
【騎手・調教師・コメント】
1着.シュネルマイスター(C.ルメール騎手)
「良かったです。すごく嬉しいです。私は去年(このレースで)2着でしたが、今日はハナ差で勝てて本当に嬉しいです。馬にプレッシャーはかけたくありませんでした。良いスタートを切りましたが、馬には忙しいペースでしたが、だんだん流れに乗ってくれました。呼吸も手応えも良かったです。エンジンがかかるまでに時間はかかりましたが、前に池添騎手の馬(ソングライン)がいたのも良かったです。2着馬は内にモタれたところがあったので、少しだけ交わすことが出来ました。ゴールでは届いて良かったです。まだ柔らかい馬で子供っぽいところはありますが、能力は絶対あると思います。さらにパワーアップしたらハイレベルで勝てると思います」
【手塚貴久調教師】
「ホッとしました。チャレンジでしたから、結果が出て良かったです。馬体重は変わりませんでしたが、体は締まっている印象がありました。レースはルメール騎手にお任せしたので、レース前には何も話はしていません。スタートはまずまず出てくれました。道中の位置は考えていた通りの位置でしたが、レースのペースが速く、手応えが少し余裕がないのかなと思いました。それでも騎手のアクションに応えてくれる馬なので、最後は伸びてくれるだろうと思っていました。ソングラインの2着かなとも思いましたが、よく最後の一完歩で届いてくれたと思います。ドイツ産で日本にない血統の馬ですが、GIを勝てた事はこの馬の未来にとって明るいことです。このレースが春の最大の目標だったので、今後はオーナーと相談して決めますが、まだ完成されていない体つきで、少しゲートの中でチャカついていたくらいで大人になり切れていないところもあるので、その意味で将来に向けて楽しみは大きいと思っています」
2着.ソングライン(池添謙一騎手)
「返し馬の感じは、フットワークがキビキビしていて、牧場から厩舎でしっかりケアしてくれたのが伝わってきました。良い状態でレースへ向かえました。レースでも良いポジションを取れましたし、3コーナーで外に振られるロス以外は上手くいきました。(最後の直線で)一旦は抜け出しましたが、最後の最後に左手前に戻して、そこから苦しくなりました。ハナ差だけに悔しいですが、この馬の力のあるところは見せられました」
【林徹調教師】
「桜花賞の結果(15着)は結果として、今日はこれだけワクワクできる競馬をしてもらって、池添騎手に感謝しかありません。この結果でこれからは責任重大になると思いますが、頑張っていきたいです」
3着.グレナディアガーズ(川田将雅騎手)
「馬場を選んで走らせるプランでした。良い状態で競馬を迎えることが出来て、レースでもよく辛抱して走ってくれました。よく1600mでも頑張ってくれました」
4着.リッケンバッカー(横山武史騎手)
「ペースが速いせいで、ついて行けない感じで後方からになりました。それでも終いは伸びてくるのですから力があります」
5着.ロードマックス(岩田望来騎手)
「ゲートを五分に出て勝ち馬の後ろの位置につけられました。課題だった折り合いもクリアして直線で確実に脚を使ってくれました。今後の成長に期待したいです」
6着.タイムトゥヘヴン(M.デムーロ騎手)
「スタートを上手く出て良い所を進むことが出来ました。ただ勝負どころで前が狭くなりました。まだこの馬は気持ち的に狭い所に入って行けません。その後はジリジリ伸びたのですが」
7着.アナザーリリック(津村明秀騎手)
「キャリア4戦目で、こんなに速い時計で走ったことはなかったですが、競馬は理想通りの位置で、折り合って行けました。最後も食らいついていこうとしていましたし、秋が楽しみです。距離はもう少しあっても良いと思います」
8着.ランドオブリバティ(石橋脩騎手)
「返し馬からゲートに行くまでの雰囲気はよかった。スタートもよかった。もたれる面もなく、しっかりレースをしてくれた。いい経験になると思います」
9着.ホウオウアマゾン(武豊騎手)
「イメージ通りの競馬はできたが、トモ(後肢)の感じが、本当(の出来)ではなかった。パンとすれば、大きなところを狙えそうな馬」
10着.ルークズネスト(幸英明騎手)
「4コーナーまではイメージ通りでしたが、直線に向いてから手応えがなかったです。こんな馬ではないのですが...。巻き返せると思います」
11着.ヴェイルネビュラ(戸崎圭太騎手)
「ペースが速くて、追走が苦しかった。手綱を持つようなところがなかった。速い時計に対応できませんでした」
12着.ピクシーナイト(福永祐一騎手)
「パドックは落ち着いて良かったが、返し馬からレースに近づくにつれてエキサイトした。いつもはリラックスした逃げを打てるが、今日は道中から張り切りすぎていた。そのぶん、オーバーペースになってしまった」
13着.ショックアクション(田辺裕信騎手)
「新潟2歳Sを勝った時の競馬を見ていたが、イメージと違った。道中に余裕がありませんでした」
14着.シティレインボー(三浦皇成騎手)
「ゲートはうまく出られなかったけど、プランには入れていました。リズム良く走れていましたが、前が止まりませんでした」
15着.レイモンドバローズ(浜中俊騎手)
「スタートですね。頭を上げて、タイミングが悪い時にゲートが開いて、出遅れてしまった。秋以降、力をつけてくれれば」
16着.ゴールドチャリス(田中勝春騎手)
「体は減っていたけど、そのなかでも、よく頑張ってくれた。これから筋肉がついてくれば」
17着.グレイイングリーン(武藤雅騎手)
「ゲートはうまく出てくれたし、外枠で外を回るより、流れに乗っていこうと思ったが、結果的にペースが速くなった。距離も少し長いかも」
【落馬競走中止】バスラットレオン(藤岡佑騎手)
【矢作芳人調教師】
「今日はゲートの反応がよすぎた。状態が良かっただけに残念でした。これも競馬。(馬券を)買ってくれた人には申し訳ない。でも馬も人も無事でよかった。次は巻き返せるように頑張りたい」
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Source: 怪奇!単複男
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