【天皇賞春. 2021/結果】
『第163回. 天皇賞春・G1』 が、2021年.5月2日(日曜日)に、阪神競馬場.芝3200m.で行われました。
1着馬は、3番人気ワールドプレミア(福永祐一騎手)。19年菊花賞以来のG1・2勝目を飾りました。福永祐一騎手は、父の福永洋一元騎手(76年エリモジョージ)との親子制覇。2着馬は3/4馬身差で、1番人気ディープボンド。3着馬はさらに2馬身差で、4番人気カレンブーケドールが入りました。
【勝ちタイム】3分14秒7(良)R
☆ワールドプレミア【5歳・牡馬】
【厩舎】栗東・友道康夫
【父】ディープインパクト
【母】マンデラ
【母父】(Acatenango)
【通算成績】11戦4勝
【天皇賞春. 2021】
【レース.後】
【騎手・調教師・コメント】
1着.ワールドプレミア(福永祐一騎手)
「非常に強かったと思います。非常にタフなレースになりましたが、よく来てくれたと思います。これまで一緒にワールドプレミアとレースをしていましたし、調教にも跨って、この馬の特性はつかんでいました。あとはいかにそれをレースに生かすかということでした。正直もう少し良いスタートを決めて、ある程度良い位置で競馬をするのがベストだなと考えていたのですが、スタートが上手く切ることが出来ませんでした。そのあとのリカバリーは内枠ということもあり、非常にうまくいったと思います。前に有力馬を見ながらの競馬になりましたし、あとはどのタイミングで仕掛けるかというところでしたが、ウインマリリンが向正面で進出してきましたので、そのタイミングである程度位置を確保しておかないと、動きたいときに動けなくなるだろうということで、自分が考えていたより早く外に出しました。それで馬はよく応えてくれました。長く良い脚を使ってくれました。全馬死力を尽くした良い競馬だったと思います。天皇賞という格式の高いレースを勝つことができて光栄に思います」
2着.ディープボンド(和田竜二騎手)
「今日は自分の競馬に徹して、最後は差し返してくれました。良馬場でも実力が出ていると思います。馬はよく頑張ってくれました。反省してまた来年ですね」
3着.カレンブーケドール(戸崎圭太騎手)
「枠順が良くてやりたいレースはできました。真面目に走る馬なので、リラックスしていた馬とはその分の差があったと思います。どこの競馬場でもしっかりと走ってくれて頭が下がります」
4着.アリストテレス(C.ルメール騎手)
「前回より良い競馬でした。レースは問題なく、ペースも良かったです。最初の1000mはリラックスしていて道中は自信がありました。最後のコーナーで忙しくなりました。エンジンがかかるのに時間が掛かります。まだ4歳で身体が柔らかい中で、この距離のレコード決着ですからね。この距離は長いと思います。2400mまでが良いのかもしれません」
5着.ウインマリリン(横山武史騎手)
「適距離ではなかったですから。仕方ありません」
6着.ディアスティマ坂井瑠星騎手)
「急きょ乗せて頂いて、レースの映像を見て、先生やスタッフと話したイメージ通り乗りやすい馬でした。イメージ通り運べましたが、最後は苦しくなりました。初めての一線級相手によく頑張ってくれました」
7着.ユーキャンスマイル(藤岡佑介騎手)
「道中いい感じで運べました。勝った時のイメージで乗れましたが、前が止まらず、最後は前と同じ脚色になってしまいました」
8着.マカヒキ(藤岡康太騎手)
「道中は内々でロスなく運んで少し早めに促して行きました。レコード決着の中でよく頑張っています」
9着.ナムラドノヴァン(内田博幸騎手)
「いい競馬をしてくれた。馬の具合は悪くなかった。ただ、58キロを背負っているぶん、すっと動けなかった。長い距離が合っている」
10着.オーソリティ(川田将雅騎手)
「前半から穏やかで道中はよく我慢していました。勝ち馬を見ながらレースができたのですが、これが現状の精一杯だと思います」
11着.メロディーレーン(池添謙一騎手)
「まだ条件馬ですからね。良いペースで流れていた中、更にペースが上がり、ついて行くのに精一杯でしたがジリジリ最後まで頑張ってくれました。また条件戦から頑張ってくれればと思います」
12着.ゴースト(鮫島克駿騎手)
「ベストのポジションを取れたし、道中はアリストテレス、ワールドプレミアを見ながらいい位置につけられました。ペースが速くなったところで余裕がなくなりました」
13着.オセアグレイト(横山典弘騎手)
「よく頑張っていますが、ここでは荷が重かったです。去年有馬記念を使ったことが馬には相当こたえていて、状態が戻ってきません。また充電して秋から頑張ってもらえればと思います」
14着.メイショウテンゲン(酒井学騎手)
「ゲートを出てから気合いをつけていきました。理想はディープボンドを見ながらでしたが、行き脚がつかず、途中からワールドプレミアを見ながら行きました。勝ち馬の内から行きたかったのですが、ここも行き脚がつかず、でもその割に直線は気持ちをもって走ってくれました」
15着.ディバインフォース(武豊騎手)
「途中からついて行けませんでした」
16着.シロニイ(松若風馬騎手)
「好位で競馬ができて、操縦性があるんですけど、向こう正面で手が動いて、力尽きてしまった」
17着.ジャコマル(横山和生騎手)
「ちょっとこのメンバー相手にはしんどかったです。流れも厳しかったですね」
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Source: 怪奇!単複男
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