3/26(金)
明日の3/27(土)から中山競馬場も馬主が入場できるようになる。
もちろん、かなりの制限付き。
検温、マスク着用はもちろんのこと、馬主の代理は認めず、厳しい人数制限あり。
他にも、パドックや検量室回りも立入禁止。
当然口取り、記念写真撮影や表彰式はなし。
(GⅠのみあり。騎手は不参加。)
馬主席での馬券発売は自販機のみあり。
正常に戻るのはまだまだ先ですね。
調教師と電話連絡だけで1年が過ぎました。
馬主及び関係者は、美浦と栗東の両トレセンに入れません。
そうなると、すべて調教師任せで、馬主は連絡を待つだけです。
すると、馬主と調教師で奇妙なトラブルが多発します。
(ここからは半分笑い話で読んでください。拡散禁止です。)
「社長、ニシノ○○○ですが、やっといい攻め馬ができるようになりました。3週目のダート1200に行こうと思いますが、よろしいですか?」
冗談でなく、本当にこの通りにかなり多数の調教師からわしの携帯に入ります。
調教師は手に番組を持ちながら電話してきています。
わしは色々な場合あり。
ここで
「ああいいよ。先生に任すよ。」
なんて言ったら、大混乱になる場合が多々あります。
まず、どこの競馬場かわかりません。
中山なのか新潟なのか?
この「3週目」と言う言葉も誰も理解できません。
3月の3週目なのか?
まさか4月の3週目なのか?
そして、開催の3週目なのか?
どこのどの開催なのか?
調教師側はわかって話していますが、こっちは??です。
古い実話を。
昭和62年秋の話。
栗東の諏訪佐市厩舎にニシノカブトザンと言う三歳がいた。(現表記で二歳)
三歳秋に阪神で新馬、中京でカトレア賞を勝ち2勝。
馬主としても当然力が入った。
2勝目を上げた直後、調教師からの電話は当時28歳のわしが受けた。
「ああ、西山さんの息子さんか。ニシノカブトザン順調や。三歳ステークス行くで。親父さんに言うといてや。」
「了解しました。」
で父の西山正行とお付きの山田研児(現西山牧場北海道場長)と、阪神三歳ステークスGⅠに向けて、
出張メンバーの選定、新幹線の手配、ホテルの予約、レストランの予約など、あわただしく準備した。
そして、登録を見たらなんとニシノカブトザンは阪神三歳ステークスではなく、同じ日に中京で組まれていたオープン特別の「中京三歳ステークス」に登録されていた。
諏訪佐市調教師の言う「三歳ステークス」は、阪神ではなく、中京三歳ステークスだったのだ。
確認ミス以外に何物でもない。
ちなみにニシノカブトザン中京三歳ステークス優勝でした。
これに近いことが、最近でもあり、わしはもう何週目ではなく、何月何日、どこの競馬場の距離を確認している。
こんなやりとりもある意味馬主の楽しみですね。
Source: 西山牧場オーナーの笑気分

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