3/11(木)
3・11から丸10年。
振り返るとあっと言う間でしたね。
当時もすでに西山茂行はこのブログを書いていたので、今読み返してみると、リアルに情景と心の描写が伝わってきます。
改めて書きますが、東日本大震災前まで西山興業株式会社は福島県で3コースのゴルフ場(36ホール、27ホール、18ホール)を経営し、付随するホテルなど、まさに福島が企業の中核の場所でした。
しかし、あの地震でゴルフ場と建物はぶち壊され、
さらには原発事故により、福島県の観光業、レジャー産業は大打撃を受けました。
その後、時間はかかりましたが、西山興業は福島県から完全撤退を余儀なくされました。
西山茂行にとって、福島県は極めて重要な県でした。
300人以上使っていた福島県の社員たちはみんな元気かな?
主だった社員の消息は、今も残る人たちから聞くこともあるけど、キャディさんはじめ多くの人と音信不通です。
徳ちゃん、勉ちゃん、どうしているのかなあ?
わしの専属キャディだったゆかりはいい奥さんやっているのかな?
振り返ると、昭和59年に父の西山正行と福島県いわき市の地を踏んで、ゴルフ場買収から、ゴルフ場、ホテルの建設に明け暮れた26年間。しかし、その楽しかった福島の日々より、あれからの後処理の時間の辛さが思い出されます。
大震災だけなら、日本人の気質として、福島の復興に国民全員が力を貸して盛り上げて、海外からも多数来客が来て、とっくに復興してすごい地域になっていたでしょう。
原発事故により、海外からのお客様が0になり、福島から多数の若い人材が流出しました。
現在の西山茂行は福島県は福島競馬場しか行くことはなく。
この夏休みには2~3日、福島競馬場から温泉巡りでもしようかなと。
当時は公開できなかった、震災直後の壊れたゴルフ場の写真を一部だけアップします。
歪んだクラブハウスに管理棟など、見せられない写真もたくさんありました。
うちの社員で亡くなった方はいなかったけど、家族親類で被災し、その後亡くなった方もいました。
10年たって、無事に会社があることに感謝し、亡くなった方々に合掌です。
Source: 西山牧場オーナーの笑気分
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