12/24(木)
クリスマスイブ。
どこへも行かずに自宅にいます。
(明日のクリスマスも自宅にて)
平成31年間、毎年すべてやった恒例のクリスマスパーティーもなく、銀座や六本木のナイトクラブでバカ騒ぎすることもなく。
ランチは友人ととんかつランチ。
妙に美味かった。
コロナ禍ではどうしようもなく。
政府も打つ手がないでしょう。
昨夜、ちょっとわけありで昔の社員と食事して一杯飲みました。
能登真(55)
元西山牧場東京事務所。
現在佐藤馬引。競走馬の運送屋さんです。
平成元年の入社。
昔懐かしい話で盛り上がりました。
忘れられない話をひとつ。
平成3年9月1日
西山興業の67年の歴史の中で一番輝いた日。
サラブレッドCCが36ホール同時オープンした。
華やかな1日でした。
先代・西山正行が一番嬉しかった日でしょう。
その前夜、翌日のオープン式典を控えて社員は総出で前日入り。
夜は遅くまでその準備に追われていた。
西山茂行は友人の本宮ひろ志さんと飲んで、寝ようとしていた時。
本宮ひろ志さんが
「おい、火が出ているぞ」
見ると、建築資材の屑を積んであるところから出火していた。
消防車を呼んだのは言うまでもないが、夜の出火で危険極まりないところ、
真っ先にホースを持って火の中に飛び込んでいったのが、当時入社三年目の能登真だった。
能登真が飛び込んだのに続き、小沼達夫、松本謙三、徳保弥が飛び込んだ。
わしも行こうとしたが、若林四郎相談役から腕を掴まれ
「あんたが行って火傷でもしたらどうなると思っているんですか!」
と止められた。
消防車が駆けつけ、たいしたことなくボヤで終わったが、能登真たちのスニーカーが溶けていた。
それを見ていた漫画家の本宮ひろ志さんが
「お前、いい社員をもったな。」
と言ってくれた。
その後、女性関係問題があり、能登真は退職して西山茂行の門下は離れたが、
縁は切れても絆は切れず。
今でも、あの夜が西山茂行と能登真を繋ぎ、時おり飲んで、そして競馬の世界の情報交換となる。
よく飲んだ日々。
ゴルフもカラオケも、もちろん競馬もよくやりました。
今、このコロナ禍で美浦トレセンに出入りできる人間は限られています。
しかし、能登真は運送会社の馬運車の手配師。
トレセンには入らないと仕事になりません。
トレセン内部の話には誰よりも詳しく、聞いていて楽しい。
今では西山茂行のいい友だちです。
退職しても会いたい社員ていいもんです。
Source: 西山牧場オーナーの笑気分
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