【朝日杯FS. 2024/結果】
『第76回. 朝日杯フューチュリティステークス・G1』 が、2024年.12月15日(日曜日)に、京都競馬場.芝1600m.で行われました。
1着馬は、5番人気アドマイヤズーム(川田将雅騎手)。2着馬は2馬身半差で、2番人気ミュージアムマイル。3着馬はさらにさらに2馬身半差で、9番人気ランスオブカオスが入りました。
【勝ちタイム】1分34秒1(良)
☆アドマイヤズーム【2歳・牡馬】
【厩舎】栗東・友道康夫厩舎
【父】モーリス
【母】ダイワズーム
【母父】(ハーツクライ)
【通算成績】3戦2勝
◇朝日杯フューチュリティステークス.2024 結果(JRA公式動画)
【朝日杯フューチュリティステークス. 2024】
【レース.後】
【騎手・調教師・コメント】
1着.アドマイヤズーム(川田将雅騎手)
「とても良い走りをして、勝ち切ってくれて、ほっとしています。とても難しいタイプの馬なので、とにかく気持ちよく走り続けることを優先して、このポジションになりました。4コーナーで勝つと思いました。手応え通りしっかりと動けましたので、2戦目の未勝利でしっかり動くことができましたし、その感じからすれば負けないなと思いました。まずは、なにより、亡くなられてしまいましたが、元オーナーの近藤会長に皆でお世話になりましたし、奥様が引き継いで馬主をされている中で、こうして、アドマイヤの馬でGIを勝てたということを、本当に先生も含め、僕もとても嬉しく思っています。距離が延びることについては、新しいチャレンジだと思いますが、今日、しっかりGI馬まで上り詰めたことを、こうやって良い走りをしてくれたことを褒めてあげたいと思います」
【友道康夫調教師】
「(勝った瞬間は)新馬の時から期待していた馬ですから予定通りここまできて勝ててホッとしています。(未勝利勝ちからの臨戦でしたが)前走の未勝利戦がデイリー杯(2歳S)の翌日で、そのレースと時計の比較などから良い競馬ができると思い参戦を決めました。(中間の調整は)日頃からテンションが上がりやすい馬なので、新馬の後もそうでしたが、未勝利戦を使った後も10日ぐらい社台ファーム鈴鹿に出して、1ヶ月前に栗東トレセンに戻しました。飼葉食いの良い馬で間隔が詰まってもしっかり負荷をかけてここまで来ました。(内枠でしたが)今週からDコースで内も荒れていなかったので、良い枠と思いました。(レースを見て)内枠からだったのでどこかのタイミングで外に出したいと考えていましたが、逃げ馬の後ろで良いポジションにいるなと思い見ていました。追い出してからの反応は良く、いい脚を長く使えるのがセールスポイントなので、力強い脚とみていました。(今後の青写真は)騎手とも話していますがマイル路線になると思います。NHKマイルカップに向けて組んでいきたいと思います。(左回りは)手前を替えて走りが違う馬ではないので問題ないと思います。(最後にメッセージを)この馬に関してはデビュー前から期待して、初めての重賞がGIで強い勝ち方をしてくれました。改めてこの馬の能力を感じました。来年は大きなところを狙えるように頑張ります」
2着.ミュージアムマイル(C.デムーロ騎手)
「スタートは速くなかったのですが、すぐリカバリーができました。レースは完ぺきと言えるぐらいだったのですが、勝ち馬は一枚上でした。マイルは得意ではありませんが対応してくれました。今後楽しみです」
3着.ランスオブカオス(吉村誠之助騎手)
「能力の高さを証明できました。これぐらいやれてもと思っていました。1、2着馬とは結果的に位置取りの差が出ました。懸念していた折り合いやゲートなど課題をクリアしてくれて、センスがあります。アクションにもしっかり反応してくれました。次に向けて、不安は何ひとつありません。(G1初騎乗について)またすぐに乗りたいです。G1というレースの緊張感はありましたが、数も乗せてもらっていますし、僕自身は緊張しませんでした」
4着.ダイシンラー(横山典騎手)
【梅田智之調教師】
「最高の走りでしたね。(乗り替わりの)トラブルはありましたが、1番枠も当たったし、返し馬でジョッキーが色々と勉強してくれているのを感じました。言うことない、完璧な競馬でした。最後、交わされてからも踏ん張って、中1週の強行軍で本当によく頑張ってくれました。代打ホームラン的な感じで、大満足です」
5着.アルテヴェローチェ(武豊騎手)
「あんまりスムーズなレースができませんでした。ペースも遅かったし、きょうはあまりラスト伸びなかったね。もっと走る馬なんだけど。折り合いを欠きそうになって下げたら、外から押し込められてポジションが下がりました。こんなわけないですよ」
6着.クラスペディア(小崎綾也騎手)
「スタートは速かったです。きつい位置になりました。かかりながらも、我慢してくれました。脚も残っていましたし、力があります」
7着.ドラゴンブースト(田口貫太騎手)
「外、外を回って苦しくなりました。最後まで踏ん張ってくれましたし、成長していますね」
8着.コスモストーム(秋山稔樹騎手)
「決してうまく運べたレースではなかったです。器用さを求められましたが、窮屈な位置になりました。8着はまぐれではないと思いますし、もっとうまく展開が運べたら着順は上がったかもしれません。芝、ダートの両方でしっかり走れるのが分かったので、次はどちらか分からないですが、この馬の未来のためにやっていきたい」
9着.ニタモノドウシ(R.ムーア騎手)
「スローペースにより折り合いが難しくなり、ベストの走りをすることができませんでした。もう少し流れてくれたら良かったと思います」
10着.アルレッキーノ(クリストフ・ルメール騎手)
「スムーズな競馬ができました。3コーナーで2着馬の後ろにいましたが、直線ではフォローすることができず、反応ができませんでした。一息で走っている感じです。まだこれからですね」
11着.エルムラント(藤岡佑騎手)
『コメント無し』
12着.パンジャタワー(松山弘平騎手)
「結果を残せなくて悔しいです。結果的に内枠の馬が上位なので…。外枠はいいと思っていましたし、前を見ながら脚をためて、弾けると思いましたが、もうひとつ弾け切れませんでした。返し馬も良くて、前走以上だと思いました。マイルも我慢してくれていたので、大丈夫だと思いましたが、最後の伸びを欠いたのは距離もあるのかもしれません。馬は頑張ってくれて、厩舎も仕上げてくれたのですが…。申し訳ないです」
13着.トータルクラリティ(北村友一騎手)
「ずっと力んで、スローペースのなか、前に壁を作れませんでした。4コーナーまでプレッシャーもあり、リラックスするところがありませんでした。まだまだ改善の余地がある馬ですし、今日の負けは原因がはっきりしています。レースで力を出せるように修正していけたらいいと思います」
14着.エイシンワンド(幸英明騎手)
「今日はためる競馬をしましたが、伸び切れませんでした。能力はある馬なので、巻き返してくれると思います」
15着.タイセイカレント(坂井瑠星騎手)
「初めての馬ごみの競馬でかなりエキサイトしていました。枠も大外で運もありませんでした」
16着.テイクイットオール(岩田望来騎手)
「外枠のぶん、外、外を回らなければならず、ペースも速くありませんでした。ためが利かず、手応えがなくなってしまった。1600メートルは合っていますし、ひとためできたら、脚が使えます。まだこれからの馬ですね」
【keiba.radionikkei.jp】
【www.hochi.co.jp】
Source: 怪奇!単複男
雑誌でお馴染みの競馬最強の法則。
万馬券を狙うなら無料登録だけでもしておく価値あります!