【有馬記念. 2023/結果】
『第68回. 有馬記念・G1』 が、2023年.12月24日(日曜日)に、中山競馬場.芝2500m.で行われました。
1着馬は、2番人気ドウデュース(武豊騎手)。2着馬は半馬身差で、7番人気スターズオンアース。3着馬はさらに1馬身差で、6番人気タイトルホルダーが入りました。
【勝ちタイム】2分30秒9(良)
☆ドウデュース【4歳・牡馬】
【厩舎】栗東・友道康夫厩舎
【父】ハーツクライ
【母】ダストアンドダイヤモンズ
【母父】(Vindication)
【通算成績】12戦6勝
【有馬記念. 2023】
【レース.後】
【騎手・調教師・コメント】
1着.ドウデュース(武豊騎手)
「ドウデュースも私も帰ってきました。状態はすごく良いと思っていたので、この馬の良いところを出すことだけを考えていました。
前半はこの馬のリズムでゆっくりと行って、ラストの脚は良いものを持っているので、賭けていました。道中は少し元気が良すぎるところがありましたが、何とか我慢できたので、残り700mくらいから、この馬の末脚を活かそうと思っていました。4コーナーを回ってくる時の感じが良かったので、何とかなるかなと思いました。
ダービーの後、苦しい思いをしていたので、この馬はこんなものではないと思って、ここまで来て、今日の強いメンバーですけど、ドウデュースが一番強いと思って乗りました。これまで素晴らしい馬に恵まれて、ドウデュースという名馬と有馬記念に挑めて、幸せだと思います。
本当にいつも応援していただいて、ありがとうございます。ドウデュースとともに良いレースをすることができました。やっぱり競馬は良いな、と思います。今後も皆さん、応援してください。メリークリスマス!」
【友道康夫調教師】
「とにかくホッとしています。久々の中山で、落ち着きはありましたが、装鞍所などでは馬っ気も出していて、いつものドウデュースでした。ジョッキーが乗った後は気合いも乗り過ぎず、平常心でいられたと思います。
最初の位置が後ろかなと見ていましたが、向正面から外を上がって行った時、これならと思いました。前にタイトルホルダーもいたので、何とか届いてほしいと思っていました。天皇賞、ジャパンカップとゴールまで声が出ませんでしたが、声が出るレースになって良かったです。前向きなところがある馬なので、距離がどうなのかとか不安を言われることもありましたが、それを払拭できたと思います。
武豊騎手が乗っている時はとても気分が良さそうで、1週前追い切りにも乗ってくれて、動きが変わっていきました。
(出走させた)3頭ともチャンスのある馬で、すごく期待してレースを見ていました。(これまで有馬記念は)3着が最高だと思いますが、暮れの大一番を武豊騎手で勝つことができました。ダービーの時もそうでしたが、武豊騎手でGIを勝つのは一つの夢なので、とても嬉しく思います」
2着.スターズオンアース(C.ルメール騎手)
「16番枠からでも楽に2番手を取れて、良いポジションが取れました。そのあとはマイペースに行けました。ただ、最後の直線でずっと右にモタれてしまったので、最後はその分ですね」
3着.タイトルホルダー(横山和生騎手)
「残念です。あそこまでいったら勝ちたかったです。秋3戦目で、ここを目標にこの状態まで持ってきてくれた厩舎スタッフに感謝します。タイトルホルダーらしい競馬であわやのシーンを作ってくれましたし、本当にかっこよかったです」
4着.ジャスティンパレス(横山武史騎手)
「返し馬から前走よりあきらかに具合が良くなっていると感じていましたし、落ち着きもあったので、これならゲートも大丈夫かなと思いました。ただ、ゲートで後ろにモタれて何度も立ち上がるようなところがありました。出ていればプランも選べましたが、腹を括る形でいきました。ドウデュースが相手だと思って、上手くマークができましたが、コーナリングでギアがスムーズに上がっていかず、ついていけなかった分でしょうか。1番人気に応えられず申し訳なかったです」
5着.シャフリヤール(松山弘平騎手)
「香港遠征帰りで調整が難しい中でも、厩舎の方が上手に調整してくれて、返し馬で具合の良さを感じました。スタートが良く、スターズオンアースの後ろで上手く流れに乗れました。折り合いもついて脚も溜まり、最後まで伸びてくれました。本当に良い馬ですし、勝てなかったことは悔しいですが、差のないところまで来てくれました」
6着.タスティエーラ(R.ムーア騎手)
「馬の状態はすごく良かったです。手応えはありましたが、途中からスローペースになって馬群の中で運ぶ形となり、最終コーナーから直線までスムーズに運べませんでした。最後は良い脚を使っていただけに、その分だと思います」
7着.ウインマリリン(L.モリス騎手)
「良いポジションが取れましたし良いレースができました。最後も他馬に来られたときにひるまず、根性を感じました。もしかしたら海外遠征の疲れがあったのかもしれませんが、よく走ってくれました」
8着.ソールオリエンス(川田将雅騎手)
「リズム良く運べて直線も頑張ってくれたと思います。これも良い経験になったと思います」
9着.ハーパー(岩田望来騎手)
「いいポジションがとれて、やりたい競馬はできました。まだ3歳牝馬ですし、これから成長してくれると思います」
10着.ホウオウエミーズ(田辺裕信騎手)
「初めての距離で相手も強かったですからね。4コーナーではしっかり反応してくれました。内がごちゃつきそうで外に切り返しました。相手が強かったですが、良い競馬をしてくれました」
11着.アイアンバローズ(石橋脩騎手)
「自分の馬も出ているが、G1馬は二の脚が違いますね。切り替えて、中団からいい感じで運べました。今日は最後まで集中して走れていたのは良かった。最後の方は盛り返す脚を見せていましたよ。こういう形でもレースができて良かったです」コメント
12着.スルーセブンシーズ(池添謙一騎手)
「返し馬のフットワークは良かったです。ただ、宝塚記念の時と比べると、気合い乗りが良く、少し気負っているかなという感じがありました。後ろからゆっくり行くプランだったのですが、前に壁をつくることができず、なかなかハミが抜けなかったです。内に入れられそうかなというところで内から張ってこられてしまい、中々ハミが抜けなかったです。向正面でやっとハミが抜けましたが、そこまで力んでいた分、捲ってきた馬がいた時にすぐに反応ができませんでした。今日は気負っていた分と壁をつくることができなかったところが響きました。距離も2500mは少し長いかもしれません。2000mから2200mくらいが合っているのではないでしょうか」
13着.ライラック(戸崎圭太騎手)
「しっかり調教する中での体重増でしたし、具合は良かったです。道中も良い感じに運べて、あとはどれだけ伸びるかというところでした。相手は強かったですが頑張っていますし、力をつけてリベンジしたいです」
14着.プラダリア(バウルジャン・ムルザバエフ騎手)
「この2週間、池添学厩舎と戦えて光栄でした。結果が伴わなかったのは残念ですが、馬は力を出してくれて、やりたい競馬は十分にできました」
15着.ディープボンド(トム・マーカンド騎手)
「スタートして頑張ったが、いい位置がとれなかった。ただ、理想より後ろだけど、タスティエーラの後ろにつけられたのは良かった。追い出しときに、自分から進んでいかなかったね。ブリンカーが逆に利きすぎたのかもしれない」
16着.ヒートオンビート(坂井瑠星騎手)
「もう少しロスなく立ち回れれば…。状態はすごく良かったし、すごく強い相手に頑張ってくれました」
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Source: 怪奇!単複男
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