お待たせしました!
今回は夏の最強馬決定戦、札幌記念(G2、札幌芝2000m)を取り上げさせてください。
前走で香港G1クイーンエリザベス2世Cを制したラヴズオンリーユー(馬主:DMMドリームクラブ)に、詳しくは後日後述する金子真人ホールディングス3頭出しの大将格、ソダシが北の大地で激突!
そのほかにも18年の有馬記念馬ブラストワンピース(馬主:シルクレーシング)、17年のマイルCS勝ち馬で昨年6番人気2着ペルシアンナイト(馬主:G1レーシング)など、合計4頭のG1馬が出走を予定しています。
札幌記念はG2では唯一の『定量戦』。20年も出走したG1馬3頭が1~3着を独占したように、基本的には実績馬に有利なレースです。
しかし!
今年は実績で見劣る格下馬にも、魅力的な激走候補が多数スタンバイ。
トーラスジェミニ(馬主:柴原榮)は札幌記念の結果次第で、優勝馬の馬主に3200万円、厩舎関係者に800万円が交付されるサマー2000シリーズ制覇の可能性があります。
今回は大人の事情により七夕賞1着(10pt)の戸崎騎手ではなく、横山和騎手と初コンビを組むことになりましたけど……。個人馬主の柴原榮オーナーや年間ひと桁勝利の中堅下位(失礼)の小桧山厩舎にとって、レース賞金とは別に合計4000万の夏ボーナスは魅力的でしょう。
同様の理由により函館記念2着(5pt)で、サマー2000シリーズ3位タイのアイスバブル(馬主:金子真人HD)にも注目。前走はメンバー最速の末脚で2着に追い込むなど洋芝適性は高いですし、金子軍団3頭出しで最も格下でも再度の激走に注意が必要です。
またクイーンS3着時に猛プッシュした、サトノセシル(馬主:サトミホースカンパニー)にも注目。形式上は3勝クラスからの格上挑戦になりますけど、鞍上にルメール騎手を確保するなど勝負気配です(主戦の大野騎手は札幌記念の当日まで騎乗停止中)。
そのほかにもステイフーリッシュ(馬主:社台レースホース)は、ラヴズオンリーユーと矢作厩舎2頭出し。今回は休み明けもG2では上位に好走している安定勢力ですし、脚質的に同馬が前に行き、ラウズが後方から直線勝負に賭ける“前門の虎、後門の狼チームプレー”があるかもしれません。
大目標は先のG1馬は余裕残しの仕上げですし、“夏は格より調子”の格言どおり、勢いとコース適性で勝る格下馬の激走も!?
関屋、小倉記念週は私事でご迷惑をおかけしました。札幌記念週はその埋め合わせじゃありませんけど、久々にエンジン全開&激裏話を毎日公開しますのでお楽しみに!
【記事更新スケジュール予定】
8/16(月) ブラストワンピース(岩田康騎手)ここだけの話
8/17(火) サトノセシルがルメールで緊急参戦の舞台裏
8/18(水) トーラスジェミニ「戸崎→横山和」の謎
8/19(木) 金子真人HD3頭出し(ソダシ、ユーキャンスマイル、アイスバブル)の新聞に載らない激裏話
8/20(金) ラヴズオンリーユーは本当に買えるのか?
8/21(土) 札幌記念(G2、札幌芝2000m)の予想
8/22(日) 北九州記念(G3、小倉芝1200m)の予想※レース当日12:30頃に公開予定
【出走予定馬】
アイスバブル 水口
ウインキートス 丹内
サトノセシル ルメール
ステイフーリッシュ 坂井瑠
ソダシ 吉田隼
ディアマンミノル 泉谷
トーラスジェミニ 横山和
バイオスパーク 池添
ブラストワンピース 岩田康
ペルシアンナイト 横山武
マイネルウィルトス ◯◯
ユーキャンスマイル 藤岡佑
ラヴズオンリーユー 川田
※◯◯は騎手未定
Source: 小宮城の馬主馬券術 〜オーナー・サイダー〜
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