お待たせしました!
今回は春のマイル王決定戦、安田記念(G1、東京芝1600m)を取り上げさせてください。
ヴィクトリアマイルを4馬身差で圧勝したグランアレグリア(馬主:サンデーレーシング)を筆頭に、今年は特別登録馬15頭中9頭がノーザンF関連馬になります(詳しくは後述)。
その中でもノーザンF傘下クラブのサンデーレーシング、シルクレーシングは3頭出しになりますけど、重要なことなので再度強調させてください。
ノーザンF関連馬にとってJRAホームページや新聞に掲載されている馬主(登録上オーナー)は、初代ガンダムに登場するジオングの足と同じく
【ポイント】
『飾り』
に過ぎません。偉い人と競馬ファンにはそれが分からんのです!
日本ダービー特集記事でも紹介しましたけど、ノーザンF関連馬は『真の所有者』の代理人として、東西外厩(東=ノーザンF天栄、西=ノーザンしがらき)を統べる『影のトレーナー』の支配下に置かれています。
金子真人HDなど競走馬の権利を馬主が100%所有している全持ちオーナーで無い限り、登録上オーナーに出走ローテや騎手の決定権はありません。
ちなみに……。天栄としがらきの責任者はグループ内のライバル関係にあり、お世辞にも仲は良くないです。だからこそ同じクラブの所属馬が重賞だけでなく、条件戦でも平気でバッティングするのが日常茶飯事だったりします(苦笑)。
従ってノーザンF関連馬は新聞に掲載されている馬主ではなく、東西外厩の指揮系統別に見るのが正しい分類方法です。
【ノーザンF天栄(東軍)】
シュネルマイスター(馬主:サンデーR)
グランアレグリア(馬主:サンデーR)
ダノンキングリー(馬主:ダノックス)
ビッククインバイオ(馬主:バイオ)
【ノーザンFしがらき(西軍)】
インディチャンプ(馬主:シルクR)
カテドラル(馬主:キャロットF)
ケイデンスコール(馬主:サンデーR)
サリオス(馬主:シルクR)
ラウダシオン(馬主:シルクR)
毎度の補足としてダノンキングリー(馬主:ダノックス、生産:三嶋牧場)は、外厩にノーザンF天栄を使用している“隠れノーザン”。
なおサリオスは関東馬でも“大人の事情”により、例外的にノーザンF関連馬の外厩はしがらきを使用。ラウダシオンは社台C白老F生産馬ですけど、ノーザンFしがらき調整馬になります。
それはさておき、東西両陣営とも実力拮抗の強力布陣も、天栄調整馬はNHKマイルC馬シュネルマイスターを使って来なかったら、グランアレグリアの実質ワントップ状態でした。
毎週末馬券と格闘している読者諸兄には説明不要ですけど、3歳馬のシュネルマイスターを安田記念に使う必要性は全くありません。
しかも登録上オーナー&影のトレーナーが同じ、グランアレグリアというノーザンF天栄の大将格が出走するにも関わらず……。
衝撃の舞台裏(!?)は週末までお待ちいただくとして、今年の安田記念はノーザンF東西外厩によるガチンコ対決が馬券のカギを握るのは間違いありません!
モビルスーツの脚って、飾りなんですか?
「足なんて飾りです」の元ネタ
ダービー記事に続いて大好評アンコール。一応、意味はあるんですよ?
【記事更新スケジュール予定】
5/31(月) 【シルクR3頭出し】“第1の矢”ラウダシオン
6/1(火) 【シルクR3頭出し】“第2の矢”インディチャンプ
6/2(水) 【シルクR3頭出し】“第3の矢”サリオス
6/3(木) 【ダノン2頭出し】ダノンキングリー&プレミアム鞍上決定の怪
6/4(金) 【方針転換】3歳馬シュネルマイスター電撃参戦の舞台裏
6/5(土) 【異例の強行ローテ】グランアレグリアの状態面に迫る!
6/6(日) 安田記念の最終結論!※12:30頃に公開予定
6/6(日) 東京11R 安田記念(G1)
芝2400m 定量 フルゲート18頭
インディチャンプ 福永
カテドラル 田辺
カデナ 武豊
カラテ 菅原明
ギベオン 西村淳
グランアレグリア ルメール
ケイデンスコール 岩田康
サリオス 松山
シュネルマイスター 〇〇
ダイワキャグニー ◯◯
ダノンキングリー 川田
ダノンプレミアム 池添
トーラスジェミニ ◯◯
ビッグクインバイオ 〇〇
ラウダシオン M.デムーロ
〇〇は騎手未定
Source: 小宮城の馬主馬券術 〜オーナー・サイダー〜
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