皐月賞2021予想【出走予定馬分析(前編)】1週前追い切り(エフフォーリアなど)情報!注目はコーナー4つの条件で大崩れしていないアノ馬!
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2021年4月18日(日)
中山競馬11レース(15時40分発走)
第81回皐月賞(G1)
中山芝2000m 3歳定量
★皐月賞2021★
★予想オッズ★
①人気 エフフォーリア 2.2倍
②人気 ダノンザキッド 4.0倍
③人気 ヴィクティファルス 4.5倍
④人気 アドマイヤハダル 6.7倍
⑤人気 ディープモンスター 10.2倍
★皐月賞2021★
★出走予定馬の顔ぶれ★
アサマノイタズラ
(牡3歳 父ヴィクトワールピサ・母ハイタッチクイーン)
前走:スプリングS2着(中山芝1800m:1分52秒0)
スプリングステークスで勝ったヴィクティファルスからアタマ差2着に健闘し、皐月賞への優先出走権をゲットした後、追加登録料を支払い、皐月賞の特別登録を済ませています。G1初騎乗となる嶋田純次騎手がどんなレース運びを見せるのか…というところがポイントになりますけど、デビュー戦からずっと手綱を取ってきているので、馬の特徴を知り尽くしている嶋田純次騎手が継続騎乗する点は強みになりそう。1週前追い切り(美浦W5ハロン68.5-53.1-39.0-12.3)は3頭併せを敢行。併走馬2頭の最内を走っていたとはいえ、引っ張りっきりの手応えを保った状態で併走同入を果たしていますから、デキ自体は申し分ありません。
イルーシヴパンサー
(牡3歳 父ハーツクライ・母イルーシヴキャット)
前走:スプリングS4着(中山芝1800m:1分52秒5)
キャリア4戦1勝ではありますが、特別登録の段階で除外対象馬が出なかったため、1勝クラスの立場で大一番・皐月賞に出走することに。同じ美浦・久保田貴士厩舎所属のオーソクレースとの2頭出しになる予定でしたが、オーソクレースの方が脚部不安を発症し、皐月賞への出走を見合わせていますから、直前で離脱した同僚の分まで頑張ってほしいところですけど、中団待機だった前走・スプリングステークスの直線で伸びあぐね、勝ち馬・ヴィクティファルス相手に0.5秒差つけられていますので、様子見程度の評価が妥当かと思います。
※1週前追い切りの動画が公開されていないため、解説は省略
エフフォーリア
(牡3歳 父エピファネイア・母ケイティーズハート)
前走:共同通信杯1着(東京芝1800m:1分47秒6)
3戦3勝で皐月賞にエントリー。1年前のコントレイルに続く、無敗での皐月賞制覇が期待されています。2歳シーズンまではそこまで高い評価を受けていたわけではありませんが、明け3歳初戦となった前走・共同通信杯で鋭い決め手を発揮し、ライバルをあっさり完封しただけでなく、共同通信杯で下した馬たちがその後の重賞で活躍(2着ヴィクティファルスがスプリングS勝ち、3着シャフリヤールも毎日杯をレコード勝ち)したことが強く影響し、世代最強馬候補の筆頭としてピックアップされるようになりました。余力たっぷりの手応えで3頭併せ同入を果たした1週前追い切り(美浦W5ハロン65.8-51.5-38.4-12.7)の内容も良く、付け入る隙が見当たらない印象ですけど【●●●●●●●】になりそうです。
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グラティアス
(牡3歳 父ハーツクライ・母マラコスタムブラダ)
前走:京成杯1着(中山芝2000m:2分03秒1)
先日のG1・高松宮記念で僅差2着を確保するなど、短距離路線で活躍しているレシステンシアの半弟にあたりますが、持久力勝負に強い父ハーツクライの特徴が色濃くなっているようで、こちらは芝の中距離路線で早め先頭から粘り込む形を得意にしています。キャリア2戦2勝で底を見せていない点は魅力的ですし、道中の立ち回りの上手さが要求される中山芝コース向きの軽快なスピードを持ち合わせていますから、中山芝2000mで引き続き戦えるところはプラスですし、併せ馬を敢行した1週前追い切り(美浦W6ハロン84.8-69.4-53.7-39.4-13.1)はラスト1ハロン13.1秒の時計以上に終いの伸びが際立っていたので、レース間隔が空いた中でも上々のデキに仕上がっています。
シュヴァリエローズ
(牡3歳 父ディープインパクト・母ヴィアンローズ)
前走:若葉S2着(阪神芝2000m:2分00秒0)
昨年末のG1・ホープフルステークスで5着に敗れたものの、年明け初戦となった前走・若葉ステークスで2着入線を果たし、皐月賞への優先出走権をゲットしました。久々の前走で馬体重が増えていない点は気掛かりですけど、併走馬2頭を追いかける形の3頭併せで馬場の大外から上々の伸びを見せた1週前追い切り(栗東CW6ハロン81.9-66.2-51.8-39.0-12.5)で水準以上の動きを披露していますから、叩き2戦目の上積みが見込める状況でどこまで通用するのか…という腕試し的な意味合いが強くなりそうです。
ステラヴェローチェ
(牡3歳 父バゴ・母オーマイベイビー)
前走:共同通信杯5着(東京芝1800m:1分48秒1)
昨年末のG1・朝日杯フューチュリティステークスで2着を確保しているほか、道悪馬場をもろともせず、豪快な差し切り勝ちを決めた3走前のサウジアラビアロイヤルカップなど、マイルの重賞で好走歴がある末脚特化型。併せ馬を敢行した1週前追い切り(栗東坂路4ハロン53.1-38.6-25.2-13.0)でキビキビとした脚さばきを披露していましたから、水準級のデキには仕上がっていますけど、2000mを使うのは初めてですし、ハイペースの根性比べで結果を出している一方、遅い流れからの瞬発力勝負を苦手にしていますので、ペースに左右されやすい存在として認識する必要があります。
タイトルホルダー
(牡3歳 父ドゥラメンテ・母メーヴェ)
前走:弥生賞1着(中山芝2000m:2分02秒0)
ちぐはぐなレース運びを強いられた昨年末のG1・ホープフルステークスは4着に敗れたものの、ダノンザキッドと顔を合わせた前走・弥生賞ディープインパクト記念で華麗な逃げ切り勝ちを決め、重賞タイトルを奪取。騎乗歴のあるジョッキーが他馬とコンビを組む(戸崎⇒ディープモンスター、横山武⇒エフフォーリア)ため、今回は田辺裕信騎手と初コンビを結成します。休養明け初戦だった前走は若干緩めの仕上げでしたが、単走で行われた1週前追い切り(美浦W5ハロン65.5-51.9-39.2-12.9)では俊敏な脚さばきを披露していましたから、年明け2戦目で型通り状態が上向いている点も強みになるかと思います。
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コーナー4つ&直線短いコースで2戦2勝の好結果を残していて、中山芝2000mの舞台適性もかなり高そうなこの馬を皐月賞事前展望<前編>のオススメ馬としてピックアップします。楽な手応えで併走相手に1馬身ほど先着を果たした1週前追い切り(コース6ハロン82.2-66.1-51.3-37.9-12.2)の内容も良かったですし、鞍上人気してしまいそうな状況でも侮れない存在になりそうです。
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