【マイルチャンピオンシップ. 2020/結果】
『秋のマイル王決定戦』。『第37回. マイルチャンピオンシップ・G1』 が、2020年.11月22日(日曜日)に、阪神競馬場.芝1600m.で行われました。
1着馬は、1番人気グランアレグリア(C.ルメール騎手)。安田記念、スプリンターズSに続くG1・3連勝で、G1・4勝目を挙げました。同一年の春秋マイルG1制覇は史上8頭目。牝馬のVは08年ブルーメンブラット以来、12年ぶり6頭目となります。2着馬は3/4馬身差で、3番人気インディチャンプ、(着差)。3着馬はさらにクビ差で、5番人気アドマイヤマーズが入りました。
【勝ちタイム】1分32秒0(良)
☆グランアレグリア【4歳・牝馬】
【厩舎】美浦・藤沢和雄厩舎
【父】ディープインパクト
【母】タピッツフライ
【母父】(Tapit)
【通算成績】10戦7勝
【マイルチャンピオンシップ. 2020】
【レース.後】
【騎手・調教師・コメント】
1着.グランアレグリア(C.ルメール騎手)
「すごく良いスタートを切って、良いポジションがとれました。スタートしてすぐ落ち着きましたし、ずっとリラックスして冷静に走れました。4コーナーまではすごく良いレースができましたね。直線で前が少し狭くなりましたが、それも競馬です。他のジョッキーも1番人気のこの馬をマークしてきて、良いタイミングで外へ行けず、我慢しなくてはいけませんでした。でも、いい瞬発力を見せてくれました。ラスト150mで広いスペースに出して、良い脚を使って、インディチャンプを交わしてくれました。彼女の強さを見せてくれました。素晴らしい馬です。まだ4歳ですし、大人になって落ち着きも出たので、乗りやすくなりました。彼女のパワーを全部使えるようになりましたから、来年も楽しみです」
【藤沢和雄調教師】
「1200mを使っていたので、五分のスタートを切って、速い馬にも楽について行けましたね。追い出しも余裕がありました。好位で競馬ができるとは思いましたが、内も開かないだろうし外からも来るだろうから、こういう形になりそうだと感じていて、想定内でした。2歳の6月から競馬に使っていて、今の年齢まで一生懸命走ってくれて、穏やかになってきたので、調整も楽です。1200mも勝ちましたが1200m向きではないですし、1600mを上手に走れるようになってきたので、今後はもう少し距離を延ばしたいと考えています」
2着.インディチャンプ(福永祐一騎手)
「今日は100%の走りができました。勝ち馬と同じ位置でブロックしながら、追い出しを遅くさせたのですが、相手が一枚上でした。休み明けは走らないと言われていましたが、距離ですね。これまでの休み明けは1800mでしたから。調教も良かったです」
3着.アドマイヤマーズ(川田将雅騎手)
「私が乗せていただいた3回の中で、圧倒的に具合は良かったですし、とても良い内容で本来の走りができました。それ以上に強い馬が2頭いたということです。精一杯頑張ってくれました」
【友道康夫調教師】
「勝った馬が強かったですね。決め手勝負になって負けましたが、この馬は一回使って明らかに良くなっていました。この後のことは未定です」
4着.スカーレットカラー(岩田騎手)
【高橋亮調教師】
「ジョッキーは最高に乗ってくれました。GI馬ばかりの中で、よく頑張ってくれました。これが引退レースでしたから、良かったです」
5着.サリオス(M.デムーロ騎手)
「外枠でしたし2番人気でしたから、少し内に行くことを考えていました。でも内に行って、ゴチャゴチャになったら良くないかなと思いました。スムーズなレースをしたかったですからね。やっぱり外枠はキツイです。前の馬がこの馬場でも止まらなかったですし、(上位は)全馬内の枠でしたね」
6着.ヴァンドギャルド(戸崎圭太騎手)
「課題のゲートも出てくれて、外枠ながらに良いポジションにはまれたと思います。勝負どころで置かれるというのもありました。直線もジリジリ伸びているのですが、前の馬とはもう少しですかね。状態は良かったと思います」
7着.ペルシアンナイト(大野拓弥騎手)
「道中は思っていたよりも落ち着いて、その分前の馬の決着になりました。それでもこの馬自身はしっかり反応して、良い走りを見せてくれました」
8着.レシステンシア(北村友一騎手)
「休み明けか精神的成長なのか、返し馬の段階では判断がつきませんが、おっとりしているなという感じがありました。テンの良いスピードは見せてくれましたが、4コーナーで直線を待たずに追い出した時の反応がピリッとできなかったので、気持ちも入っていなかったのかなと思います。粘れませんでした」
9着.ベステンダンク(藤岡佑介騎手)
「枠を生かして上手に立ち回ってくれましたが、残り600メートルで一気に速くなって…」
10着.サウンドキアラ(松山弘平騎手)
「内で流れに乗せたかったので、外枠が少し厳しかったです」
11着.メイケイダイハード(酒井学騎手)
「正々堂々とした競馬をしてくれました。当日輸送は合いますし、重賞ならもう少しやれそうな雰囲気を感じました」
12着.アウィルアウェイ(藤岡康太騎手)
「いつもより少し前めで、リズム自体は悪くなかったけど、上がりの速い競馬になった。この馬も脚は使っているんですが…」
13着.ケイアイノーテック(津村明秀騎手)
「自分の競馬に徹したけど、前が止まらなかった。上位陣は強いですね」
14着.タイセイビジョン(石橋脩騎手)
「ある程度外めの枠でもポションが取れて、折り合いもつきました。いい形で直線へ向いたけど、このクラスで一気にペースが上がると、(手応えが)渋くなってしまった。これがいい経験になってくれれば」
15着.ラウダシオン(武豊騎手)
「思い通りのレースはできましたが、この上がりだと厳しいのかもしれません」
16着.ブラックムーン(幸英明騎手)
「自分の競馬をしたんですが…。止まっているわけではないんですけどね」
17着.カツジ(池添謙一騎手)
「好位でレースは進めましたし、やりたいレースはできました。4コーナー手前で苦しくなってしまいました」
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Source: 怪奇!単複男
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