牡馬と牝馬が同年に3冠を達成したの自体が史上初、さらにともに無敗というオマケつきなのだから、もしかしたら空前絶後の快挙かもしれません…。もっとも、トライアルスキップが普通になった今の時代は昔よりは無敗馬が誕生しやすいってのはありますが、それでもそうそう起こらないことでしょう。僕が2284年まで生きるとして、あと250年余りの間に果たして何回あるでしょうか。
……そんな先日の菊花賞。
馬券的にはまたしても3着争いに泣く形に>< ディープボンドが粘るかと思ったんですが、最後の最後にサトノフラッグでしたか…。まぁ、これも競馬だ、仕方ない。
~菊花賞 2020 結果
1着 ◎3コントレイル(1人気)
2着 ▲9アリストテレス(4人気)
3着 …10サトノフラッグ(5人気)
4着 ○8ディープボンド(7人気)
勝ったコントレイルは見た目は辛勝、でも中身は完勝でしょう。
1、決して合うとは言えない各馬内を空けるタフな馬場
2、適距離より明らかに長い3000m
3、外有利馬場の内枠
いわば三重苦。馬券圏内は堅いと思いつつ案外何かに負ける可能性があると考えたのはここら辺だったのですが、結果的にすべて克服しての3冠でした。
実は4コーナーでルメール騎手はワンチャンスあったんですよ。ディープボンドが上がっていき、そこに連れて仕掛けていくシーン。そこでアリストテレス=ルメールJはたぶんコントレイルに外から被せて蓋をしたかった。そうなるとコントレイルは内に進路を切り替えるか、あるいは一旦アリストテレスを行かせてから外に出すしかなかったわけです。
しかし…そのシーンにこそコントレイルの強さというか、負けない理由がありました。
コントレイルは瞬時にスッと動けるんですね。アリストテレスが少しもモタつくなか、コントレイルはすぐに反応して外に切り替えられた。あまり目立たないシーンでしたが、あそこでコントレイルが先に動けたことで、直線も終始コントレイルが先手を取ることができたし、近くて遠いクビ差だったかなと思います。
コントレイル→不利な条件でも隙のない競馬
アリストテレス→ベスト条件で大健闘
コントレイル、次はどこに行きますかね?
デアリングタクトはジャパンカップ参戦が決まったようです。無敗でもどんどん挑戦していく姿勢、グッジョブですね。いつか相まみえるであろう牡馬と牝馬の無敗の3冠馬。まずは故障なく無事に行ってほしいですね^^
予想の方もこの感じで行けば秋G1のどこかで一撃の爆発がある気がしています。その時までじっくり勝負どころを見極めつつ、待ちましょう。
TAROの競馬ノートを読んで、この秋も競馬をともに楽しみましょう。
さて、今夜は平和賞。南関東は船橋の重賞です。
予想~買い目まですでにTAROの地方競馬にて公開しています。地方競馬は来週JBCも控えていますし、ココもスカッと当てて資金作りできたら最高ですね。暮れの全日本2歳優駿にもつながる注目の一戦は20時05分発走です。
Source: 仮TAROの競馬〜2nd season〜
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