秋華賞2020予想【出走予定馬分析/後編】1週前追い切り(美浦P)で鋭い決め手を発揮したアノ馬に注目！上がり勝負になりにくい京都内回りコースなら互角以上の走りも！
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2020年10月18日（日）
京都競馬11レース（15時40分発走）
第25回秋華賞（G1）
京都芝2000m（内回り
3歳牝馬定量
★秋華賞2020★
★予想オッズ★
①人気 デアリングタクト 1.4倍
②人気 リアアメリア 3.9倍
③人気 ウインマリリン 13.4倍
④人気 マルターズディオサ 16.8倍
⑤人気 クラヴァシュドール 31.7倍
★秋華賞2020★
★出走予定馬の顔ぶれ★
ホウオウピースフル
（牝3歳 父オルフェーヴル・母ツルマルワンピース）
前走：紫苑S13着（中山芝2000m：2分03秒1）
2018年の有馬記念を優勝したブラストワンピースの半妹ということもあり、前走・紫苑ステークスでも4番人気に支持されましたが、前残りの流れが向かなかったとはいえ、後方のポジティブから目立つ脚を繰り出すことなく、まさかの13着（勝ったマルターズディオサから1.0秒差）に大敗…。オルフェーヴル産駒特有の気の悪い面が解消されていないようで、完成途上の状態でどこまで通用するのか…という腕試し的な形になりそう。1週前追い切り（美浦W7ハロン97.0-81.0-670-54.0-41.2-14.9）は単走で折り合いに専念する形に。関西圏への長距離輸送を控えていますので、1週前の段階で強い調教をするのだろう、と考えていましたが、1週前の内容はかなり軽いものでしたから、最終追い切りである程度の負荷を掛けてくるのでは？と予想しています。
マジックキャッスル
（牝3歳 父ディープインパクト・母ソーマジック）
前走：紫苑S4着（中山芝2000m：2分02秒3）
福島芝1200mで新馬勝ちを決めていますので、マイル前後の距離が限界なのかな…と考えていましたが、勝負どころで進路が塞がる不利を受けながらも、キッチリと掲示板内の5着を確保した2走前のオークスで距離の融通が利くことを証明し、先行馬有利の流れが向かなかった前走・紫苑ステークスでも勝ち馬・マルターズディオサから0.2秒差の4着まで追い上げ、通用のメドを立てています。1週前追い切り（美浦W5ハロン68.1-53.2-39.9-13.5）は余力たっぷりの手応えを保ったまま併走同入。ラスト1ハロンで13.5秒の時計を要していますけど、先週の美浦Wコースはいつも以上に時計が掛かっていたので、時計の遅さを気にする必要はありませんし、道中の折り合いもバッチリでしたから、レース当日のパドックでも落ち着いた雰囲気を保つことができれば、デアリングタクト相手に一矢報いる可能性も十分にあります。
マルターズディオサ
（牝3歳 父キズナ・母トップオブドーラ）
前走：紫苑S1着（中山芝2000m：2分02秒1）
G1へのトライアル競走を2勝（チューリップ賞、紫苑ステークス）している実績上位馬。重馬場への対応に苦悩した桜花賞は8着、2400mの距離でガス欠したオークスは10着に凡退しましたが、2000mの紫苑ステークスで先行押し切り勝ちを決めているように、2000mまでなら許容範囲内ですし、前残り決着になりやすい京都芝内回りコースで戦える点も追い風になりそう。1週前追い切り（美浦W5ハロン69.3-54.3-40.5-12.7）は終い重点の内容で併走同入。馬場が重かったこともあり、強い負荷を掛けることよりも程よい気合い乗りを保つことに重きを置いた形で、折り合いもつき、大人びた様子で1週前追い切りを消化できた点は好感が持てます。
ミヤマザクラ
（牝3歳 父ディープインパクト・母ミスパスカリ）
前走：オークス7着（東京芝2400m：2分24秒9）
今年2月のG3・クイーンカップ（東京芝1600m）優勝馬。今春の牝馬クラシック（桜花賞5着、オークス7着）では可もなく不可もなし程度の微妙な結果に終わっていますけど、マイルの桜花賞は道中の追走だけで手一杯という感じでしたし、オークスでは瞬発力勝負でキレ負けする形でしたから、よーいドンの決め手比べになりにくい内回りの京都芝コースに替わる点はプラスに働きそう。1週前追い切り（栗東CW6ハロン81.3-65.7-51.1-37.8-12.0）は併せ馬を敢行し、キッチリと併走先着。レース間隔が空いている分の割引は必要ですが、鞍上の手綱が引っ張りっきりになるぐらい、気合い乗りも良いので、最終追い切りの内容次第では評価を繰り上げることも視野に入れています。
ムジカ
（牝3歳 父エピファネイア・母ローズアダージョ）
前走：ローズS2着（中京芝2000m：2分00秒2）
14番人気（単勝オッズ103.9倍）の超人気薄だった前走・ローズステークスで強烈な差し脚を繰り出し、リアアメリアに次ぐ2着を確保して秋華賞への優先出走権をゲット。リアアメリア以外の上位人気が凡走したとはいえ、直線で馬群の間を割り、中京芝コースのタフな急坂を登ったところで更に脚を伸ばす、という上々の内容でしたから、ローズステークスの走りをフロック視するのは危険です。1週前追い切り（栗東坂路4ハロン53.8-38.9-25.7-13.1）は坂路で併せ馬を敢行。ラスト1ハロンで13.1秒の時計を要しましたが、タフな馬場でのものなので、気になりませんし、余力たっぷりの手応えを保った状態で併走同入を果たしていますから、キャリア豊富な立場でも使い減りしていない点は魅力的です。
リアアメリア
（牝3歳 父ディープインパクト・母リアアントニア）
前走：ローズS1着（中京芝2000m：1分59秒9）
後方から追い込む競馬が板についているかに思われた前走・ローズステークスで道中2番手追走という超積極的なレース運びを見せ、2着のムジカ相手に2馬身差の圧勝。無敗の二冠馬・デアリングタクトに挑戦状を叩きつけるという意味では十分すぎる勝ちっぷりで秋華賞に駒を進めてきました。夏を越して、精神面の成長がうがかえるようで、前めのポジションを確保したローズステークスでも折り合いはついていましたし、馬体もボリュームアップしていますから、“打倒デアリングタクト”の1番手としてピックアップしなきゃいけないのは当然のことかと思います。単走で行われた1週前追い切り（栗東芝6ハロン78.3-63.8-50.3-37.2-12.5）でも素軽いフットワークを披露していましたので、状態面の不安はありませんけど【●●●●●●●】を持ち合わせている点は気掛かりですから、舞台替わりにスムーズに対応できるのかどうか…というところが最大のポイントになりそうです。
リアアメリアの不安要素は
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【●●●●●●●】
3頭併せの1週前追い切り（美浦P5ハロン65.9-50.9-37.8-12.6）で併走馬2頭の最内から鋭い決め手を発揮し、堂々の併走最先着を果たしていたこの馬を秋華賞事前展望＜後編＞のオススメ馬としてピックアップします。夏場のレースを使ってきましたが、機敏な動きを披露していた1週前追い切りの内容を見る限り、良い意味で馬がリフレッシュしているのは明らかですし、極端な瞬発力勝負になると分が悪いタイプなので、多少上がりの掛かる京都芝内回りコースの舞台に替わる点も追い風なのでは？と考えています。
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Source: レッドアタックの競馬予想ブログ
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