お待たせしました!
今回は3歳牝馬クラシック第1弾、桜花賞(G1、阪神芝1600m)を取り上げさせてください。
何といっても今年の注目は「アカイトリノムスメvsソダシ」、金子真人ホールディングス有力馬2頭出しガチンコ対決でしょう。
本来は実績的に「ソダシvsアカイトリ~」にすべきですけど、どう表現すればいいんですかね~。
賢明な読者諸兄は何となくお気づきでしょう。
【ポイント】
今回のソダシは超絶ウルトラスーパーメガmaxワケアリ
なのを……(察してください)。
【阪神ジュベナイルF】ソダシはJRAの興行的に最も勝ってほしい馬!の記事で詳しく解説したとおり、同馬は世界的にも貴重な白毛のヒロイン候補になります。
仮に、仮にですよ。デビューから無傷の5連勝で桜花賞を制せば、一般メディアでも大々的に取り上げられるのは確実です。
だがしかし!
そうなるとソダシを管理する須貝尚介調教師にも、色んな意味で注目が集まってしまいます。原則、臭い物に蓋(ふた)をする競馬界としてはモーレツ具合が悪いんですよ?
私自身、今回の件をどうやって記事上で表現すればいいのか。本当のことを書くワケにもいきませんし、誰か名案があったら教えてください!(小宮注。ブログ上の演出です)。
桜花賞 CM (2004年) 明石家さんま
17年前の桜花賞CM。鈴木淑子さんの衣装が白毛ソダシと……。
【記事更新スケジュール予定】
4/5(月) 【桜花賞】阪神ご当地馬主の穴馬に要注目!
4/6(火) 【桜花賞】国枝厩舎2頭出し(アカイトリノムスメ&サトノレイナス)が激アツの理由
4/7(水) マリーンC(Jpn3、船橋ダ1600m)の予想 ※当日昼までに公開予定
4/8(木) 阪神牝馬ステークス(G2、阪神芝1600m)の予想
4/9(金) ニュージーランドトロフィー(G2、中山芝1600m)の予想
4/10(土) 【桜花賞】ソダシの新聞に載らない激裏話(仮)
4/11(日) 桜花賞(G1、阪神芝1600m)の予想
4/11(日) 阪神11R 桜花賞(G1)
芝1600m 定量 フルゲート18頭
番 | 馬名 | 性齢 | 馬主 | 生産者 |
---|---|---|---|---|
1 | ストライプ | 牝3 | 佐藤壽男 | 荒木貴宏 |
2 | ファインルージュ | 牝3 | 六井元一 | ノーザンファーム |
3 | ブルーバード | 牝3 | サラブレッドクラブ・ラフィアン | 水丸牧場 |
4 | ソダシ | 牝3 | 金子真人ホールディングス | ノーザンファーム |
5 | アカイトリノムスメ | 牝3 | 金子真人ホールディングス | ノーザンファーム |
6 | ストゥーティ | 牝3 | キャロットファーム | ノーザンファーム |
7 | ククナ | 牝3 | キャロットファーム | ノーザンファーム |
8 | メイケイエール | 牝3 | 名古屋競馬 | ノーザンファーム |
9 | エンスージアズム | 牝3 | 吉田照哉 | 社台ファーム |
10 | アールドヴィーヴル | 牝3 | 近藤英子 | ノーザンファーム |
11 | ジネストラ | 牝3 | サンデーレーシング | ノーザンファーム |
12 | ヨカヨカ | 牝3 | 岡浩二 | 本田土寿 |
13 | エリザベスタワー | 牝3 | 社台レースホース | Shadai Farm |
14 | ミニーアイル | 牝3 | 大野剛嗣 | ノーザンファーム |
15 | シゲルピンクルビー | 牝3 | 森中蕃 | 天羽牧場 |
16 | ソングライン | 牝3 | サンデーレーシング | ノーザンファーム |
17 | ホウオウイクセル | 牝3 | 小笹芳央 | レイクヴィラファーム |
18 | サトノレイナス | 牝3 | サトミホースカンパニー | ノーザンファーム |
【桜花賞】阪神ご当地馬主の穴馬に要注目!
お待たせしました!
本日は阪神ご当地馬主の穴馬に要注目!と題して、シゲルピンクルビー(馬主:森中蕃)とアールドヴィーヴル(馬主:近藤英子)を取り上げさせてください。
桜花賞と同じく阪神で行われた前哨戦のフィリーズレビューの予想!では、◎シゲルピンクルビー(8人気)を本命に抜擢!
森中蕃オーナーは元阪神馬主協会の会長で、阪神競馬場がある兵庫県の有力者でもあります。オーナー・サイダー的には文句なしに穴候補の1頭です。
ただ、同馬を管理する渡辺師が「ノドに不安があり、距離延長がカギになりそう」と発言しているように、芝1600mの桜花賞で好走するには、喉(のど)の不安が少ない雨天でのレースが理想でしょう。
大前提としてアスリートである競走馬の疾患は、墓の中まで持って行くのが通例です。陣営自ら弱点を暴露するのは断然人気を裏切った際に、厩舎サイドが敗戦の言い訳として、後出しジャンケンで公開する程度です。
それをレース直後に異例のコメントを発表した真意を探れば、シゲル軍団の悲願だったJRA平地重賞制覇(アラブのレースでは勝利経験あり)を達成したことで、舞い上がる馬主サイドへの“牽制”かなと?
オーナー地元開催のG1桜花賞で馬主関係者だけ勝手に盛り上がり、結果が出なかった時に何か言われたら困りますからね。ましてスポーツ紙が全姉シゲルピンクダイヤの取材時に作り上げたイメージと違い、実際の森中蕃オーナーは……(自主規制)。
【桜花賞】森中蕃オーナー、シゲルピンクダイヤで初舞台初G1奪取だ!
桜も『令和』由来梅の花もピンク「縁起いい」
この写真だけ見るとお茶目なオジサマなんですけど……苦笑。
話が少々脱線しましたけど、もう1頭の阪神ご当地馬主、近藤英子オーナーのアールドヴィーヴルにも要注目です。
当初予定していた松山騎手が騎乗停止により今回はM.デムーロ騎手に乗り替わりも、デビュー戦は不良馬場。一転して良馬場のクイーンCでは速い時計に対応して2着と、晴雨兼用タイプなのは強みでしょう。
2戦ともメンバー最速の上がりを使って好走していますし、前走で18キロ減った馬体が回復していれば十分チャンスはあります!
ちなみに……。私が連載している競馬の天才3月号で森中蕃オーナー。現在発売中の4月号では、近藤英子オーナーにスポットを当てています。もし良かったらチェックしてみてください(立ち読みはダメ、ゼッタイ)。
【3/13日発売】
今月号の表紙はソダシが目印!◆春GⅠ乱獲り!3連発
◆悪魔の壁穴
パワハラモラハラ、持続化給付金、笠松競馬、アノ厩舎の馬房削減
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【桜花賞】国枝厩舎2頭出し(アカイトリノムスメ&サトノレイナス)が激アツの理由
お待たせしました!
本日は国枝厩舎2頭出しが激アツの理由と題して、アカイトリノムスメ(馬主:金子真人HD、生産:ノーザンF)、サトノレイナス(馬主:サトミHC、生産:ノーザンF)を取り上げさせてください。
記事冒頭で紹介したとおり、今年の桜花賞は1番人気が予想されるソダシは、超絶ウルトラスーパーメガmaxワケアリ(個人の感想です)。勝利に最も近い存在は上記2頭が双璧でしょう。
アカイトリノムスメは母に2010年の牝馬3冠馬アパパネを持つ超良血。3連勝はいずれも直線の長い東京芝1600m、ゲートに課題があり今回は初めての右回りと不安要素はありますけど、日本で最も成功した個人馬主、金子真人HDの勝負馬ですからね!
2010 桜花賞
⑨アパパネ(1着)
11年前に偉大な母は桜花賞を制覇。赤い鳥(アパパネ)の娘は続けるか?
そんな赤い鳥(アパパネ)の娘より要注目なのが国枝厩舎2頭出しの大将格(!?)、サトノレイナスになります。
【阪神ジュベナイルF】サトノレイナスはアーモンドアイの再来!?及び、すっかり削除するのを忘れていた【期間限定記事】の繰り返しになりますけど、桜花賞の内容によっては今年の牝馬クラシック3冠は同馬と心中……くらいの気持ちでいます。
アパパネ、アーモンドアイと2頭の牝馬3冠馬を育て上げた、名伯楽・国枝師が素質を絶賛しているのに加えて、勝負の手綱を託されたルメール騎手もノーザンF関連馬の中から、ほぼ即答でサトノレイナスを選んだとか?(小宮注。あくまでも私が伝え聞いた噂です)。
デビュー5戦全てルメール騎手が乗っているククナ(馬主:キャロットF)は、現時点で(2/4)の抽選対象なので仕方ないとして、フェアリーS馬ファインルージュ(馬主:六井元一)、紅梅S勝ち馬ソングライン(サンデーR、生産:ノーザンF)にも、前走で騎乗していました。
また馬主のサトミホースカンパニーも昨今のコロナ禍により、本業のセガサミーが何かと大変のようです。
詳しくは下記の動画をご覧いただくとして、馬主の経済状況まで考慮して狙い馬を導き出すのがオーナー・サイダー馬券術。その意味でサトノレイナスは週中の段階ではありますけど、◎の最有力候補となります!
【Sammyの日】早期希望退職制度のその後と
今後のSammyさんを少しだけ予想する
3月31日は「Sammyの日」。どうでもいいけど知らなかった……。
【4/7(水)更新】マリーンカップの予想!
お待たせしました!
4/7(水) 船橋11R
マリーンC(Jpn3)
ダ1600m 定量 20:05発走 ※ナイター開催
◎マドラスチェック
〇サルサディオーネ
▲フェアリーポルカ
☆テオレーマ
今年は7頭立てと少々寂しい顔ぶれも、マルシュロレーヌ不在のメンバーなら◎マドラスチェックを中心視。
単騎逃げが予想される昨年の覇者〇サルサディオーネを目標にレースを進めますし、牝馬交流ダート重賞の安定勢力ですからね。
地元船橋の名手・森泰斗騎手の手綱も魅力で、連軸としては打ってつけの存在です。
最大の惑星候補は今回が初ダートとなる▲フェアリーポルカ。近親にトゥザヴィクトリー、サイレントディール、オウケンビリーヴなど砂の猛者がズラリと並ぶ血統背景に加えて、昨年勝利した福島牝馬Sを蹴っての参戦も見逃せません。
今年の福島牝馬Sは先日の地震により新潟芝1800m(外回り)に代替となったとはいえ、前走の中山牝馬Sと同じく55キロで出走可能でした。決して悪い条件ではなく、今回はブリンカーを装着と並々ならぬ勝負気配を感じます。
最終的に☆テオレーマ、もう1頭の初ダート馬で印を回さなかったレッドアネモスと同じく、イレ込みやすい初ナイターを考慮して3番手評価に留めましたけど、◎〇をまとめて負かすポテンシャルを秘めています!
【4/8(木)更新】阪神牝馬ステークスの予想!
お待たせしました!
◎ギルデッドミラー(馬主:シルクR、生産:ノーザンF)
阪神牝馬Sにブランノワール、リアアメリアと所属馬3頭出しのシルクレーシング。
いずれも外厩はノーザンFしがらき調整馬であり、登録上オーナーが異なるドナウデルタ(馬主:サンデーR)を含めて、出走ローテの決定権を握っている影のトレーナーは同じと推測されます。
上記4頭のなかで実績最上位はリアアメリアになりますけど、同馬の良績は左回りコースに集中。前走の中山牝馬Sは道悪が直接の敗因としても、右回りの競馬場で全幅の信頼は置けません。
そこで◎には福永騎手に捨てられた形も、京都牝馬Sで復調気配が見えたギルデッドミラーを中心視。昨年同時期に行われたアーリントンC(阪神芝1600m)では牡馬相手に2着と好走しており、上がり33秒台の決め手が使えるのも魅力です。
次走に予定しているヴィクトリアマイルに出走するには、最低でも2着以内に入り賞金加算が至上命題。他の有力馬と比べて本気度も高いだけに狙い目でしょう。
心の本命馬メイショウグロッケ(馬主:松本好隆、生産:まるとみ冨岡牧場)
今年の阪神牝馬Sは前走の京都牝馬Sを逃げ切ったイベリス(馬主:前田幸治)以外、前に行きたい馬は数えるほど。
また今週から阪神芝は内ラチ沿いに仮柵を設置するBコース替わり。連続開催で掘り返され荒れた箇所が保護されることにより、逃げ・先行馬が有利になると推測されます。
単騎逃げが予想されるイベリスも2019年のアーリントンCを勝っていますし、距離延長を不安視されるようなら面白い存在も……。あえて御年7歳の熟女メイショウグロッケを推させてください。
阪神芝1600mでは[1-1-1-2]のコース巧者に加えて、同舞台の前走は速い流れを4番手追走。久々もあって最後まで息が持ちませんでしたけど、ひと叩きされた上積みとペースが緩む今回は粘り込みが期待できます。
松本好隆オーナーは阪神ご当地馬主ですし、オーナー・サイダー的にも要注目の爆穴候補です。
Source: 小宮城の馬主馬券術 〜オーナー・サイダー〜
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